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価値ある男 (1961/メキシコ)
Animas TrujanoThe Important Man
[Drama]
製作総指揮 | パスカル・アラゴネス |
製作 | イスマエル・ロドリゲス |
監督 | イスマエル・ロドリゲス |
脚本 | イスマエル・ロドリゲス / ビセンテ・オローナ・Jr / リカルド・ガリバイ |
原作 | ロヘリオ・バリガ・リバス |
撮影 | ガブリエル・フィゲロア |
美術 | エドワード・フィッツジェラルド |
音楽 | ラウル・ラビスタ |
衣装 | ベルタ・M・ロペス / ルイス・マルケス / コンスエロ・ムジカ |
特撮 | ホルヘ・ベナビデス |
出演 | 三船敏郎 / コルンバ・ドミンゲス / フロール・シルベストレ / アントニオ・アギラー / ペペ・ロマイ / ティティナ・ロマイ |
あらすじ | アニマス(三船敏郎)は飲んだくれのダメ男だ。定職にもつかず、博打に持ち金をつぎこむばかりの彼は皆の軽蔑を浴びている。息子や娘にも見放された彼に尽くすのは女房のファナ(コルンバ・ドミンゲス)だけだ。それでも彼はいつか祭りの主催者として、メキシコ先住民の誇り「マヨルドーモ」となって皆を見返すことを夢見て生きてきたのだった。そんなアニマスに真面目になってもらいたいがために、ファナは造酒工場での仕事をもってきてやった。だが仕事を怠けて酒に溺れる彼は即刻クビになり、不貞腐れて寝ていたところで娘ドロテア(ティティナ・ロマイ)と工場長の息子が抱き合うのを見、逆上して刃物を持ち出す。(110分/白黒) (水那岐) | [投票] |
パントマイムに見えるほどに演技を重ねる三船。それは異国で自分を認めさせるゆえか。情婦の背中を搔き、十字架を弄び、彼の手の芝居は不自由なラテン系の言葉を代弁するかのようだ。主人公は『赤毛』のように自分を見せびらかそうとして煩悶し、この「自分探し」というにはあまりにも切実な役回りを誇示する。ただ、過剰なプレイともとれるが。 (水那岐) | [投票] |
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