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餌食 (1979/日)
製作 | 向井寛 |
監督 | 若松孝二 |
脚本 | 荒井晴彦 / 高田純 / 出口出 |
撮影 | 志村敏夫 |
音楽 | ピーター・トッシュ / マトゥンピ |
出演 | 内田裕也 / 鹿内孝 / 水島彩子 / 宮田明 / 多々良純 |
あらすじ | アメリカに渡りミュージシャンを志していた倉本(内田裕也)は夢破れ、1本のカセットテープを手に帰国した。それはNYで惚れ込んだレゲエバンド「ソルティードック」のデモテープだ。しかし、バンドを売り出そうとテープを聴かせたプロモーション会社社長の仲根(鹿内孝)には相手にされず、昔のバンド仲間の間をたらい回しにされてしまう。金のない倉本が転がり込んだ暴走族上がりの満(宮田明)の部屋には、アルバイト風俗嬢理恵(栗田洋子)と、拳銃を隠し持つ捨造老人(多々良純)が同居していた。そして倉本は、変わり果てた姿の昔のバンドのボーカル麻美(水島彩子)と再会するのだった。(80分/カラー/ワイド) (ぽんしゅう) | [投票] |
誰もが何かを引き摺って生きている・・・。渇きと青臭い熱っぽさとを並存させた稀有なる作品。朗らかに鳴り響くレゲエのリズムと無音状態での緊張感、その振幅が素晴らしい。予定調和を嫌った終盤の展開は面白く、スローモーションが非常な効果を発揮している。 (町田) | [投票(1)] | |
最高にイカれた映画ですね(褒め言葉です)。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] | |
脚本;荒井晴彦、高田純、小水一男、高橋伴明、斉藤博(新宿マッド ’98 パンフレット参照)若松孝二監督の乾いた画面、5人の共作脚本、内田裕也の存在感、全員の個性が見事に昇華された映画。ハードボイルド好きな方にお薦め。 (Linus) | [投票] | |
日本で最初(で最後)のレゲエ映画だが、内田裕也はロック魂完全燃焼。若松テイストも随所にタップリ。 (fazz) | [投票] | |
若松孝二が60年代から70年代初頭に描いてきたものがハードな観念ファンタジーだとしたら、本作は擬似現実アクション。その割には、まあ内田裕也はこれがカラーだとしても、その他の出演者の芝居があまりに素人っぽくて物語の世界にのめり込めない。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
このころ”レゲエ”とは”こじきのおっさん”の事だとおもっとりました、はい。 (billy-ze-kick) | [投票] |
Ratings
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計 | 10人 | 平均 | (* = 1)
POV
隠れた名作、あるいは迷作? (Linus) | [投票(8)] |
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