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何か面白いことないか (1963/)

監督蔵原惟繕
脚本山田信夫
撮影間宮義雄
音楽黛敏郎
出演石原裕次郎 / 浅丘ルリ子 / 川地民夫 / 加藤武 / 信欣三 / 滝沢修 / 星ナオミ
あらすじ「何か面白いことない?」と常日頃思い続けている典子(浅丘ルリ子)は、ある日論ずるよりは行動に出る男・早坂(石原裕次郎)に出会う。典子の持っているセスナを400万で買おうという彼は、それを月賦にする担保に生命保険を当てようというのだ。典子の恋人・小池(川地民夫)はこれを面白く思い、記者をやっている雑誌で現代のドン・キホーテと揶揄する。これに対し行動で応えようとした早坂に嫉妬に似た感情を抱いた典子は、セスナのエンジンを壊してしまう。マスコミは早坂のでっち上げられた自殺宣言に湧いた。『憎いあンちくしょう』に続くルリ子と蔵原惟繕監督の「典子三部作」第二弾。〔116分/カラー/スコープ〕 (水那岐)[投票]
Comments
全3 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4テンポがよく、鼻面を引きずり回される邦画というだけで珍しいが、裕次郎の行動主義を単にカッコいいと描くのでなく、浅丘ルリ子を対置して冷笑させるものだから、まったく展開が読めない。 (G31)[投票]
★3初めにロゴスありきの世情に背を向け、常に自分の行動でまわりに示してきたはずの裕次郎が、最後にはロゴスに絡め取られてしまったようでどうも前作よりは格好よくない。パートカラーを交えつつルリ子の美貌を最大限写し取った蔵原惟繕は期待を裏切らなかったが。『夜明けのうた』でルリ子が完全に男優のお添え物から脱皮する前段階。 (水那岐)[投票]
★2この時代ならではの倦怠と狂騒、みたいなノリで描ききるのかと思いきゃ、深刻ぶったジャーナリズム批判が顔を出してウンザリ。ラストにも無理がある。 (リーダー)[投票]
Ratings
5点0人
4点1人*
3点2人**
2点1人*
1点0人
4人平均 ★3.0(* = 1)

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