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ピンクサロン 好色五人女 (1978/)

[Drama]
製作八巻晶彦
監督田中登
脚本いどあきお
原作井原西鶴
撮影森勝
美術柳生一夫
音楽アビリス
出演山口美也子 / 宮井えりな / 松田暎子 / 青山恭子 / 山下洵一郎 / 砂塚英夫
あらすじ安住の地を求める元ストリッパー万子(山口美也子)。上野駅のコインロカー生まれのナナ(大谷麻知子)。駆け落ち心中未遂のミツ(松田暎子)。婚約者を棄てヤクザの元へ走った夏子(青山恭子)。借金まみれの夫を支えるツル(宮井えりな)。関西のピンサロから独立した元伍(山下旬一郎)は、五人のホステスを抱え東京で新手のアイディア営業を続けるが、その度に警察の摘発を受ける。虚しさに打ちひしがれた元伍と五人は、東京を離れ滋賀の雄琴へと向かう。ミツはむかし心中未遂を起こした琵琶湖のほとりで、彼方を見据え呆然とたたずむ老人と出会う。西の国、そこは極楽浄土なのか。にっかつロマンポルノ(94分/シネマスコープ) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全2 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5穴倉のような店内から、白日の下への脱出。五人の女が抱える奔放・諦観・虚無・純愛・純情と、店長の反骨が空回りしつつ堕ちて行くさまが悲しい。どの女優も女の性を見事に表現するが、とりわけ猥雑な歌謡曲に合わせて踊り狂う山口美也子が悲しい。 (ぽんしゅう)[投票]
★4そう、行き着く先は決まっている。どれほどはしゃいでも、踊り狂っても、一期は夢。元いた場所へ帰るだけ。ありきたりな歌謡曲も、こういう風に聴かされると恐ろしくアナーキーに聴こえる。 ()[投票]
Ratings
5点1人*
4点2人**
3点2人**
2点0人
1点0人
5人平均 ★3.8(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
マイナーな男と呼ばれて・・・ (ぽんしゅう)[投票(17)]私は日活ロマンポルノのファンである (ぽんしゅう)[投票(16)]
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