★3 | 河内カルメン(1966/日) | 河内で工場に勤め暮らしていた露子(野川由美子)は、ある日、ならず者に暴行を受けてしまう。
また母が住職と情を通じていることを知り、この地に愛想をつかし、家を出て大阪で働くことを決意する。
天性の美貌と明るさを持った露子は、人気ホステスとなり、やがてモデルとしてのスカウト話まで持ち上がる。
だが、そこに初恋の人(和田浩治)が現れ…。
89分。
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★3 | ボディ・ダブル(1984/米) | 売れない役者、ジェイク(クレイグ・ワッソン)はその日の住まいにもこと欠く暮らし。
おまけに閉所恐怖症に悩んでいた。
そこを親切な友人に住居を提供され、しかも隣家の美女の生着替えが拝めることを知る。
ウハウハですわい、と大喜びしていた彼だが、やがて美女につきまとう黒い影を知り…。
いかがわしさ満点のスリラー。
いつもより多く回っております。
114分。 | [投票(3)] |
★3 | 西部の男(1940/米) | 馬泥棒の容疑に問われた流れ者のコール(ゲイリー・クーパー)。
この西部の地では馬を盗むことは死に値する重罪。
裁くは強引な遣り口で知られる判事ロイ・ビーン(ウォルター・ブレナン)。
まさに絶対絶命の危機。
だが、コールはロイが女優リリー・ラングトリーの熱烈な崇拝者であることを知り、一計を案じる…。
新興農民と牧畜業者の対立を背景に、流れ者と判事の奇妙な交流を描く。
実在の人物、ロイ・ビーンを演じたウォルター・ブレナンはアカデミー助演男優賞を受賞。
100分。 | [投票(1)] |
★2 | エレクトリック・ヴィーナス(1985/米) | 体育の時間、女子の姿を眺めてニヤける冴えない男子二人。
そんなモテから隔絶された存在である彼らは考えた。
「現実がダメならコンピュータで理想の女性を作ろう!」と…。
妄想満載の底抜けコメディ。
ちなみに、Geek役のアンソニー・マイケル・ホールは後に『ジョブスとゲイツ シリコンバレーの青き炎』でビル・ゲイツ役を演じた。
94分。
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★3 | 砂漠の流れ者(1970/米) | 仲間に裏切られ、砂漠のど真ん中で餓死寸前となるケーブル・ホーグ(ジェイソン・ロバーズ)。
だが幸運にも湧き水を見つけた彼は、この地に馬車の中継駅を構え、気長に、悠長に、のんびりと、復讐のその日を待ち受けるのであった…。
ド派手な銃撃戦も血飛沫もスローモーションもない、太平楽でおかしくも何処かもの悲しい西部劇。
約122分。 | [投票(5)] |
★2 | 地獄の英雄(1951/米) | 田舎町で落磐事故が起き、一人の男が生き埋めになる。
新聞記者チャールズ(カーク・ダグラス)はこれを特ダネとして演出し、一流紙への身売りを画策する。
追随する他紙の報道もあって、町は俄かに注目を集めるのだが…。
マスコミと群衆心理を冷やかに捉えた風刺劇。
112分。 | [投票(1)] |
★2 | 雨上がりの駅で(1996/伊) | その場しのぎの気まぐれな毎日を送る19歳のコラ(アーシア・アルジェント)。
ある日、彼女は奇妙な仕事の依頼を受ける。
その内容は、老人コジモ(ミシェル・ピコリ)の後を追い、先々での行動を電話で知らせて欲しい、というものだった。
報酬欲しさに引き受けたコラだが、尾行を続ける内にいつしか自分自身と向きあうことになる…。
104分。
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★4 | シャドー(1982/伊) | 新作の宣伝のため、ローマを訪れた推理小説作家ピーター・ニール(アンソニー・フランシオサ)。
だがこの地では、彼の信奉者を名乗る人物によって、小説と同じ手口の殺人事件が起きていた…。
ダリオ・アルジェント監督お得意の、主観視点による殺人描写が冴え渡る一作。
110分。 | [投票(1)] |
★2 | インフェルノ(1980/米) | 『サスペリア』に続く魔女三部作の第ニ弾。
古びたニューヨークのアパート。
この建物には魔女にまつわる伝説があり、その秘密を知ろうとした者は次々に殺されていく…。
辻褄の合わない展開、意味不明のカットの挿入等、ダリオ・アルジェント監督の奇癖が全開となった怪作。
107分。 | [投票] |
★1 | オペラ座の怪人(1998/伊=ハンガリー) | パリのオペラ座に出没する謎の怪人と歌姫の倒錯した愛。
『オペラ座/血の喝采』で古典的名作を換骨奪胎して見せたダリオ・アルジェント監督が、今回は本家のリ・アレンジに挑戦。
素顔を晒す美貌の怪人、という独自解釈の役にジュリアン・サンズ。
ヒロインにすっかり大きくなってしまったアーシア・アルジェント。
102分。 | [投票] |
★3 | スタンダール・シンドローム(1996/伊) | 連続猟奇殺人事件を追う婦人警官アンナ(アーシア・アルジェント)は、捜査の過程で自らも犯人の虜囚となってしまう…。
ダリオ・アルジェント監督が再び実の娘を主演に据え、虐待の限りを尽くす。
題の「スタンダール・シンドローム」とは、芸術に触れて精神に異変をきたす現象のこと。
118分。 | [投票(1)] |
★4 | トラウマ 鮮血の叫び(1992/米) | 拒食症に悩む少女アウラ(アーシア・アルジェント)。
彼女の自宅で降霊会の開かれた夜、両親が正体不明の殺人鬼によって惨殺されてしまう。
激しいショックに苛まれながらも、アウラは画家デビッド(クリストファー・ライデル)とともに犯人捜しを始めるのだが…。
数々の美少女を甚振ってきたダリオ・アルジェント監督の黒い魔手が、実の娘にも炸裂する。
103分。 | [投票(1)] |
★3 | 風の輝く朝に(1984/香港) | 1941年、戦争の影迫る香港。
フェイ(チョウ・ユンファ)、カン(アレックス・マン)、その恋人ナン(イップ・トン)はともに国外脱出を夢見る。
しかし日本軍侵攻の前日、出発する船に間に合ったのはフェイ独りだけだった…。
男女三人の恋と友情を描いて香港版『冒険者たち』とも呼ばれる一作。
99分。
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★5 | ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地大乱(1992/香港) | 医者にして武術の達人、ウォン・フェイフォン(リー・リンチェイ)は広州で革命運動家の孫文(チャン・テッエリン)、陸皓東(ジョン・チャン)と出会い意気投合する。
だがこの地では外国人排斥を掲げる国粋的宗教団体「白蓮教団」が猛威を振るい、警察長ラン提督(ドニー・イェン)も革命阻止のため孫文一行の逮捕を狙っていた…。
実在した清朝末期の英雄、黄飛鴻が活躍する『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』シリーズ第2作。
108分。 | [投票] |
★3 | 夕陽のギャングたち(1971/伊) | 20世紀初頭のメキシコ。
山賊ミランダ(ロッド・スタイガー )は強盗家業の最中、元IRAの闘士マロリー(ジェームズ・コバーン様 )と出会う。
彼が爆弾のプロであることを知り、かねてからの野望であった銀行襲撃計画に利用しようと企むのだが…。
図らずも革命に身を投じることになる男たちの物語。
原題は「ふせろ、ばか」の意。
157分。 | [投票(1)] |