[あらすじ] 殺人者にスポットライト(1961/仏) - 点数順 (1/1) -
余命幾許もない大富豪のエルブ・ドゥ・ケルロケン伯爵が病床から跡形もなく姿を消したとき、子供たちは遺体が発見されて法医学的に死亡が確認されない限り、遺産分配を5年間保留しなければらないと宣告される。その間、厖大な領地の管理に必要な経費を捻出するために、城館を観光客に開放することを余儀なくされる。奇しくも資材を揃えてアトラクションとしての化粧替えに必要な準備を進め始めた矢先に、居合わせた者が次々と不審死を遂げる。果たして遺産の一人占めを狙う身内の仕業か?相続者の一人ジャン=マリの恋人で好奇心旺盛なパリ娘のミシュリンは、すっかり探偵気取りになって犯人探しに夢中になる。 (袋のうさぎ) | [投票] | |
富豪の伯爵の危篤の知らせを受けて孫の青年(ジャン・ルイ・トランティニャン)が恋人(ダニー・サヴァル)を連れて湖に浮かぶ古城を訪れる。そこには、すでに一族の相続人たちが集まっていた。ところが肝心の伯爵は行方不明で遺体も見つからない。遺産は5年間凍結されたうえに、その間相続人たちは多額の税金を支払うことになってしまった。思案のすえ相続人たちは城の庭に舞台を設けて、一族に伝わる不倫伝説をショーにして客から料金を集めることに。ところが計画を実施し始めると謎の死を遂げる者が現れ始めるのだった。ピエール・ボワローの原作「彼奴を殺せ」を映画化したジョルジュ・フランジュ監督のサスペンス。(モノクロ/95分) (ぽんしゅう) | [投票] |