[あらすじ] DOG STAR ドッグ・スター(2002/日)
シロー(犬)は盲導犬だ。日々、元ボクサー・ゴング(石橋凌)の目となって毅然と道を行く。しかし、過去に未練があるゴングは今日も飲み屋でクダを巻いて酔いつぶれてシローを脇にフラフラ歩くのだった。と、そこへ1台の車がっ!道に倒れこむ1人と1匹。結果、シローは助かったがゴングはあえなく死亡。シローは訓練所へ戻されるが、主を亡くしたショックでぐったりしていた。すると、そこへ死んだはずのゴングがヌーッと。犬だから霊が見える?シローはしっぽを振ってるが。ゴングは「ヨォ、しけた面してんなぁ」とワケアリな相談を話し始めた。
自分も詳しいワケではないので、判ったふりして書くのもナンですが、一応、この映画を見る前提での話として。
盲導犬のシステムは沢山のボランティアの下で成り立っているらしいです。ブリーディングウォーカーというボランティアの協力で生まれ、その後すぐにパピーウォーカーというボランティアの元で約1年ほど生活し、続けて盲導犬訓練センターに預けられ約1年ほどの教育を受けたのち、ユーザーの為に盲導犬として働き、10歳ぐらいになった所で引退。引退後はリタイヤウォーカーというボランティアの元で余生を過ごす、と、このように沢山の主人を持つものらしいです。
前述した通り、生まれてちょっとしてから訓練所に預けられるまでの約1年ぐらいの期間がパピーウォーカーと暮らす期間なわけですが、いざ盲導犬となってしまうと、この「育ての親」であるパピーウォーカーとは会えない事になっているらしく、パピーウォーカーは偶然に道端で見かけても声を掛けてはいけないルールがあるそうです。犬からすると子供の頃に大変世話になった人に甘えることができない事になるわけですね。全ての盲導犬が、この映画のように「希望」するものかどうかは判らんのですが、普通に考えれば「大好きだった人に会いたい」と願うのが普通なのかもしれません。
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