[あらすじ] ぼくの好きな先生(2002/仏)
フランス南西部・オーベルニュ地方の小さな村。4歳から11歳の子どもたちが通う小学校では、たった1人の教師であるロペス先生が教えている。当然、クラスは1つしかない。そして、先生はもうすぐ定年を控えている。それを知ってか知らずか、毎日楽しそうに教室で過ごす13人の子たち。冬が去り、春が過ぎ、夏がやってくる。卒業していく子、入学してくる子。学期が終わり、また新しい学期が始まる。ロペス先生はたった1人、小学校で教えている。[104分/カラー/ヨーロピアンヴィスタ]
フランスに数千校あるといわれる「1クラスだけの小学校」をテーマに、子どもたちが学ぶ姿を映しとったドキュメンタリー。原題「Être et avoir」とは、小学校でまず最初に習う、フランス語でもっとも基本的な単語2つ「être(存在する=英語のto be)」と「avoir(持っている=英語のto have)」のこと。
映画完成後、映画に登場した教師が、自分の授業を違法に複製したことと肖像権の侵害を訴え、監督・製作会社側に25万ユーロの損害賠償を求めて訴訟を起こすという一件もあったが、最終的にこの申し立ては却下されている。
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