[あらすじ] メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬(2005/米=仏)
テキサスの砂漠で一人の男の遺体が見つかった。男の名はメルキアデス・エストラーダ(フリオ・セザール・セディージョ)、メキシコ人のカウボーイであった。やがて死因は新任の国境警備隊員・マイク(バリー・ペッパー)の誤射によるものと判明、彼によって現場に隠されるように埋葬されていた遺体は、共同墓地に移され再度埋葬される。それを知ったメルキアデスの友人・ピート(トミー・リー・ジョーンズ)はある夜、ピートを墓地へと連れ出す。それは生前のメルキアデスと交わしていた、ある約束のためだった。[122分/カラー/シネマスコープ]
俳優トミー・リー・ジョーンズの劇場用作品監督第1作。カンヌ国際映画祭で脚本賞・最優秀男優賞のダブル受賞。
本作は実際にテキサス州で起きた、国境警備の米軍兵士がメキシコ人を誤って射殺した事件をベースにしている。撮影に当たってジョーンズ監督は、カミュの「異邦人」を読むよう出演者それぞれに求め、余所者扱いするということについての理解を深めさせたという。
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