[あらすじ] 悪党(1965/日)
南北朝の世。高師直(小沢栄太郎)は下衆な田舎侍であり、芸の嗜みにはうといが好色の心は人後に落ちなかった。そんな彼に、没落貴族の寡婦である侍従(乙羽信子)は塩治判官(木村功)の北の方である顔世(岸田今日子)なる美女の話をした。師直はその女に並々ならぬ執心を抱き、侍従に道ならぬ恋の橋渡しを願った。侍従が手を回した結果、顔世の裸身を見せて貰い、のぼせ上がった師直は吉田兼好(宇野重吉)に恋文の代筆を命じ、顔世に届けさせた。だが、その文は何故かそのまま返されてくるのだった。〔近代映画協会/119分/モノクロ/シネスコ〕
(水那岐)
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