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[あらすじ] ゲームの規則(1939/仏)

人妻のクリスティーヌ(ノラ・グレゴール)を愛する飛行士アンドレ(ローラン・トゥータン)。妻のクリスティーヌを愛しつつも愛人との関係を続けているラ・シェネイ侯爵(マルセル・ダリオ)。アンドレとクリスティーヌの共通の友人・オクターヴ(ジャン・ルノワール)。侯爵が別荘で催す狩猟に彼らが集まった。狩猟の日、仮装パーティの夜と、彼らが織りなす「ゲーム」。そしてこの「ゲーム」の結果は…。[112分/モノクロ/スタンダード]
Yasu

元々のタイトルは『Les Caprices de Marianne』、それが『Fair Play』と変更され、さらに『La Chasse en Sologne』になって、最終的に『La Regle du Jeu』になったという。

完成直後から配給側の都合で10分強短縮された上、ブルジョワ的との批判を浴びてさらに数回の編集を余儀なくされ、結局公開3週間で上映禁止になった悲運の作品。ジャン・ルノワール監督が本作の前に『大いなる幻影』『ラ・マルセイエーズ』など政治的な題材を手がけ、当局から睨まれていたことも影響したといわれる。大戦でネガが一時行方不明になったこともあり、完全版が復元されたのは1959年のことである。

(評価:★4)

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このあらすじを気に入った人達 (1 人)ペペロンチーノ

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