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[あらすじ] 殺人狂時代(1967/日)

大学教授・桔梗信次(仲代達也)は、ひょんなことから「大日本人口調節審議会」なる殺し屋組織から狙われ始める。雑誌記者の啓子(団玲子)とチンピラのビル(砂塚秀夫)を味方に付けて、様々な手で次々と襲いかかる殺し屋を撃退していくが、そんな中啓子が殺し屋側に拉致された。彼女を捜索し始めた信次達の前に、組織の長・溝呂木(天本英世)が現れる。彼が信次の命を狙っているのには訳があった……。
荒馬大介

 原作は都築道夫の「なめくじに聴いてみろ」(本当は「飢えた遺産」だが現在はこちらの題名になっている)。岡本喜八監督がこの原作に惚れ、監督としては念願の映画化と相成ったわけだが、完成時は全く評価されず1年近くお蔵入りとなってしまい、ようやく公開された時も記録的不入り。岡本監督はこれが原因で東宝上層部からはしばらくの間“要注意人物”認定されてしまったいわく付きの一本。

(評価:★5)

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