[あらすじ] 剣鬼(1965/日)
異常な出生(犬との人獣交婚によって生まれた)の噂から「犬ッ子」と蔑まれてきた斑平(市川雷蔵)は、花造りの才能を認められて城勤めを許され、驚異的な俊足から馬役下役にまで取り立てられた。謎の浪人(内田朝雄)の居合い抜きに魅せられた斑平は、その極意の手ほどきを受けることに。その頃、藩主・海野正信(戸浦六宏)の乱心ぶりが際立ち、幕府の公儀隠密や藩内の反体制派の動きが活発になっていた。人間離れした斑平の能力を見抜いた小姓頭・神部菊馬(佐藤慶)は、彼を藩の刺客に仕上げ、不穏分子の抹殺を命じていく。(大映/83分)
三隅研次監督&市川雷蔵主演コンビによる、『斬る』(1962/日)、『剣』(1964/日)を合わせて俗に言われる≪剣三部作≫の第三弾。柴田錬三郎原作の、剣に生き剣に翻弄された男達を描いた短編集「剣鬼」の中の1篇「人斬り斑平」を映画化。
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