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[あらすじ] 気狂いピエロ(1965/仏)
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★4フェルディナン(ジャン・ポール・ベルモンド)は妻子ある身だが、テレビの仕事を辞め、怠惰な日々をすごしていた。とある日に開かれたパーティーをきっかけに、彼はかつての恋人のマリアンヌ(アンナ・カリーナ)と再会し、何かに吸いこまれるかのように日常を捨てマリアンヌと一夜を過ごす、彼女の裏の顔を知らぬままに。翌朝、ベッドには死体が一つ転がっていた…。パーティ会場で登場するサミュエル・フラーによるセリフ、「映画は戦場だ」、この言葉が示唆するごとく、二人による逃避行と言葉の応酬とが全編にわたって反復されていく。 (グラント・リー・バッファロー)[投票]
★3ヌーヴェル・ヴァーグを代表するジャン・リュック・ゴダールの作品。主人公を演じるジャン・ポール・ベルモンド。『勝手にしやがれ』でもゴダールに起用されている。この主人公の男が破滅に向かって行く様を映像に収めているのだが、音、画面の色調、光など多彩な表現で独特の世界を表現している。 (kinop)[投票]