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[あらすじ] アンドレイ・ルブリョフ(1967/露)

15世紀初頭のロシアで活躍したイコン(聖像画)画家、アンドレイ・ルブリョフの半生を二部構成で描いた作品。僧侶のアンドレイ(アナトーリ・ソロニーツィン)は修道院で学んだ絵画で身を立てようとしていた。しかし世間に出て、異民族の侵攻や疫病の流行、貴族の圧政に苦しむ民衆を目の当たりにした彼は、民衆への共感と自らの信仰との間で苦悩する。[182分/モノクロ/シネマスコープ]
Yasu

アンドレイ・タルコフスキーの長編第2作。当初のタイトルは『Andrei's Passion』(アンドレイの受難)というものだった。

1967年に完成したこの作品は、その残虐性(馬を生きたまま焼き殺すシーンがあるなど)や歴史認識を巡ってソ連(当時)の国家映画委員会で激しい批判を受け、大幅な短縮を強いられた上に5年間の公開禁止処分を受けていた。

完成直後の作品(第1版)は、上映時間が205分とも218分ともいわれる長さだったが、当局の指示で再編集されたもの(第2版)では188分にまで短縮された。ちなみに公開禁止処分中の1969年にフランスの業者が買い付けてカンヌ映画祭で上映されたバージョンは185分、1972年に日本で公開された時は182分の長さであった。

タルコフスキーの死後、1992年になって196分の復元版、1999年には205分の再復元版が製作されている。

(評価:★3)

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