[あらすじ] ドレイ工場(1968/日) - 更新順 (1/1) -
関東鉄鋼はその成長につれて非情な奴隷工場と化していた。工員谷山(前田吟)は憂さ晴らしに林(松田光弘)らを連れてバーへ繰り出すが、林の姉である光子(日色ともゑ)に非難される。その頃、会社の幹部達は工員が密かに労働組合を組織しつつあるという事実を危惧し、組合の副幹部である塚本(高島史旭)に大金を与え、組合の動きを止めよと命じた。そんなある日、林は慣れない作業で施設の天井から落下し、悲惨な死を遂げた。だが会社が林家に与えた見舞金はあまりに廉価であった。怒った谷山は労働組合へ参加し、ここに全金関東鉄鋼支部はベールを脱いだ。だが、塚本は裏切って会社公認の第二労働組合を組織し、全金は苦境に立たされる。〔144分/白黒/スコープ〕 (水那岐) | [投票] | |
金属加工工場を舞台に、厳しい労働条件の下で、ある労働者の事故死をきっかけに、労働組合が結成され、さまざまな妨害や圧力をはねかえしながら、会社と闘争する様を描いた映画。この映画は労働組合などから寄せられたカンパによって制作費が捻出された。 (シーチキン) | [投票] |