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[あらすじ] 地球へ2千万マイル(1957/米)

金星探査ロケットが地中海・シチリア島沖に墜落した。奇跡的に生還した乗組員の証言から、金星でゼリー状のカプセルを採取したことが判明する。だがそのカプセルは島の海岸で子供に拾われて動物学者の手に渡っていたが、そのカプセルは金星の生物・イーマの卵だった。孵化したイーマは急成長を遂げ脱走、軍の必死の捜索によって捕獲されるも、研究中の事故によって今度はローマ市内で大暴れを始めてしまう……。
荒馬大介

 特撮マンレイ・ハリーハウゼンが、長年温めてきた企画「ジャイアント・イミール」を映画化。この当時ハリーハウゼンは多忙で長期休暇を取りたいと願っていたが、企画実現の際ロケ地としてローマを選び、めでたくヨーロッパでの休暇を取ることが出来たという。

 日本では怪獣図鑑等で紹介されるも劇場では未公開で、ハリーハウゼンが手掛けた一連の作品としてファンの間で知られるに留まっており長らく幻の作品だった。平成の世に入り、衛星放送とソフト発売によってようやく陽の目を見ることとなる。ちなみに「金星竜イーマ」と命名したのは怪獣図鑑等でおなじみの故・大伴昌次氏。

(評価:★4)

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このあらすじを気に入った人達 (2 人)ダリア torinoshield

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