↓物語を続けます。

ところが、その王女メディアはイアソンに恋してしまい。祖国を裏切って金毛羊皮をイアソンに与えてしまう。そしてイアソンと共にギリシャへ逃げようとする。それを知ったコルキスの軍隊が追いかけてくるが、メディアは自分を慕ってついてきた弟を殺し八つ裂きにしてばらまく。追手の軍勢が王子の遺体を拾い集める間に、アルゴー船は出発することができた。

しかし帰国しても王位は返還されずイアソンとメディアは国を追われる。イアソンは迎え入れてくれたコリント国で、王の娘グラウケーと婚約してしまう。その結婚の儀式の時メディアの呪いのかかった衣装を着たグラウケーは焼け死んでしまう。そしてイアソンが戻ると、裏切りを許せないメディアがイアソンとの間に生まれた二人の息子を殺して家に火を放っていたのだった。

コメントにあらすじのリクエストがあったので書きましたが、ピエル・パオロ・パゾリーニ監督は、この物語を好き放題に破壊していますので参考になるかは微妙です。