コメンテータ
ランキング
HELP

さんのあらすじ: 点数順

★2イントルーダー 侵入者(1999/英=カナダ)ニューヨークに住んでいるフランス人・キャサリン(シャルロット・ゲンズブール)は、ひったくりに遭った際にニック(ジョン・ハンナ)と出会い、やがて結婚した。ニックが住んでいたロフトでそのまま新婚生活を始めた二人だったが、やがてキャサリンは自分達の部屋の中で奇妙な出来事が続いていることに気がつき始める。はじめは侵入者がいるのではないかと怯えていたキャサリンだったが、やがてこのことが、2年前に何者かに襲われて殺されたというニックの前妻ステラの存在と、何か関係があるらしいことに気がついていく。〈90分〉[投票]
★2コンナオトナノオンナノコ(2007/日)出版社のミセス雑誌の編集部で働いているチアキ(エリカ)は、長年つきあっていた彼氏のジュンイチ(水橋研二)と別れ、実家の母親から結婚を催促されたりしながら、彼氏のいない生活に焦りを感じ始めていた。一方チアキの元同僚で親友のマサミ(桃生亜希子)は、夫のカズヒコ(斉藤陽一郎)と幼い娘の三人家族で幸福な生活を送ってはいたが、一年もの間セックスレスとなっていた。どこか満たされない想いを抱えた二人は、このままではいけないと行動を起こすことにするが…。女性の本音を描いて支持される女性漫画家・安彦麻理絵の原作を脚色・映画化。〈77分〉[投票]
★2ジェラシー(1970/伊)しがないレンガ職人で妻子持ちの中年男オレステ(マルチェロ・マストロヤンニ)は、共産党の集会に参加したその夜に、花売り娘のアデライデ(モニカ・ビッティ)と出会う。そして恋仲になった二人は燃えあがるような恋に身を焦がし、オレステは妻子を捨ててまでその恋にのめりこんでいくが、やがて二人の将来に不安を感じたアデライデは、オレステに親友として紹介された青年のネロ(ジャンカルロ・ジャンニーニ)と密かに浮気に走ってしまう。(1970年カンヌ国際映画祭主演男優賞〔マルチェロ・マストロヤンニ〕)〈104分〉[投票]
★2長州ファイブ(2006/日)時は1862年、尊皇攘夷の気運が渦巻く頃。英国公使館焼き討ちに参加した山尾(松田龍平)には、しかしこんなことをしていて何になるのかという疑念があった。同じ頃、信州の山奥で佐久間象山の唱える進歩的開国論に聞き耳を立てる志道(北村有起哉)と伊藤(三浦アキフミ)らは、それに影響されて海外へと目を開かされていた。そして志道の意志は、藩主・毛利敬親に届き、密航の黙認を得る。志道は早速海外渡航の経験のある山尾に同行を呼びかけ、志道の熱意に打たれた山尾も野村(山下徹大)と共に同行に同意する。そこに伊藤や噂を聞きつけた遠藤(前田倫良)も加わり、いよよ、五人は英国へ出発するのだった。〈119分〉[投票]
★2支那の夜(1940/日=中国)中国は上海。船員の長谷(長谷川一夫)は、雑踏の中で日本人の中年男と言い争っていた中国娘(李香蘭)を行き掛かり上助けることになった。だが、反日家だった娘は日本人に借りをつくることをよしとせず、借りを返す為に働くと言い張って無理に長谷についてくる。結局長谷ら日本人が多く泊まっている宿に転がり込むことになったその娘の名は桂蘭と言った。そして汚れを落とした桂蘭の美しさに心打たれた長谷は、桂蘭の日本人への誤解を解いてみせることを決意するのだった。〈前後篇合計126分〉 [more][投票]
★2夜來香(1951/日)終戦直前、1945年6月の中国・華北の戦線。ふとした切っ掛けで出会った軍医の三郎(上原謙)と慰安婦の秋子(久慈あさみ)は、お互いに惹かれあうものを感じ恋仲になるが、不意の爆撃に見舞われて、二人は生き別れになってしまう。そして5年後、所は神戸。製薬会社で働いていた三郎は未だに秋子を忘れることが出来ず、その行方を捜し続けていたが、そんな彼にある日、戦争の後遺症から来る失明の運命が告げられることになる…。〈86分〉[投票]
★2ラヴィアン・ローズ(1995/仏=露)ひょんなことからロシアンマフィアに誘拐され200万ドルの信用詐欺の片棒を担がされることになったフランス男フィリップ(バンサン・ペレーズ)と、マフィア首領の愛娘で父親に溺愛されながらもじつは彼から自由になりたがっていた女オクサナ(ターナ・メシチェルキナ)。オクサナがフィリップを誘拐することで始まったふたりの関係は、やがて恋し合う関係となり、危険な状況の中で愛へとなりかわっていく。…ロシア、ウズベキスタン、そしてパリへとロケを敢行した娯楽作(ということになっているらしい…)。〈104分〉[投票]
★2ガンシャイ(2000/米)麻薬取締局(DEA)の伝説の名捜査官チャーリー(リーアム・ニーソン)。任務中に殺される寸前まで追い詰められた彼は、それがトラウマとなって仕事への恐怖と不安に襲われるようになっていた。辞職を考えるほど弱気になっていた彼であったが、次の捜査の為仕方なくNYへ向かう。危険な任務の傍ら精神科医のもとに通いグループセラピーを受けるようになったチャーリー。そこで同世代の病める男達と出会い幾らか気は楽になるものの、やはり不安は晴れない。そんなある日、極度のストレスからくる腹痛の解消の為浣腸をしてもらうことになった彼は、そこで看護婦のジュディ(サンドラ・ブロック)と知り合う。[投票]
★2白蛇抄(1983/日)夫の不慮の死を儚み、みずから命を絶とうとしていた美しい女(小柳ルミ子)。山寺の住職(若山富三郎)に助けられその後妻となるも、やがて住職の若い息子(杉本哲太)と情を通じ、肉体を交えていくようになる。(1983年日本アカデミー主演女優賞〔小柳ルミ子〕)〈118分〉[投票]
★2郡上一揆(2000/日)江戸時代中期、宝暦年間、徳川吉宗の治世。美濃国(現・岐阜県)郡上(ぐじょう)藩で一揆が起こった。幕府での出世を目論む郡上藩主・金森頼錦(よりかね)は江戸藩邸で幕臣達の接待に明け暮れ藩財政は逼迫、そのツケとして従来の定免法に代わり検見法という納税法が導入され、事実上の増税策が強行されるに至り、ついに百姓達は立ち上がったのである。宝暦4(1754)年のことであった。8月10日、埒のあかない庄屋達の検見法廃止願いの上告に業を煮やした郡内の百姓達は八幡城下に結集、嘆願書を携えての強訴という手段に打って出る。その群衆の中には、幼い頃から民の役に立つ者になるようにと教育された前谷村の青年・定次郎(緒形直人)の姿もあった。〈112分〉[投票]
★2大河の一滴(2001/日)友人が経営する東京の輸入雑貨店で働く雪子(安田成美)は、ロシア旅行の際に知り合った青年ニコライ(セルゲイ・ナカリャコフ)が東京に来ていることを知る。ニコライがトランペット奏者としてプロになることを夢見ている青年であることを知り、その音色に惹かれた雪子は、彼にロシア人の恋人がいることを知りながらも彼を応援していくことを決意する。だがニコライは念願の試験に落選。雪子もまた父伸一郎(三國連太郎)が倒れたという知らせを受け金沢の実家に帰ることを余儀なくされる。…五木寛之の同名ベストセラーエッセイを、彼の原案をもとに一編の物語に仕上げた作品。〈113分〉 [投票]
★2魔の刻(1985/日)受験失敗に悩む息子を見兼ねて(?)、禁断のカンケイを結んでしまった御袋さん(岩下志麻)。今はある小さな漁港で働く息子(坂上忍)のもとに現れた彼女が、過去と向き合い乗り越えていくまでを描く物語。〈111分〉[投票]
★2悪魔の受胎(1981/英)未踏惑星探査に訪れた調査隊に忍び寄る一匹のエイリアンの影。エイリアンに妊娠させられた女性隊員達は、胎児の命ずるにしたがい次から次へと隊員達を殺戮していく。〈94分〉[投票]
★2大奥十八景(1986/日)世継ぎに恵まれない将軍・家綱(あおい輝彦)は、身分の高下に構わず次から次へと女を漁り手をつけていた。そして家綱の死後、落胤を巡る陰謀渦巻き始める中、その所在を見つけ出す密命を受けた隠密(勝野洋)は、めぼしい女を見つけてはその体に直接真偽を問い質していくのであった。〈115分〉[投票]
★2哀愁のトロイメライ(1983/独)〈トロイメライ〉や〈謝肉祭〉等の作曲で広く知られるロベルト・シューマン(ヘルベルト・グレーネマイヤー)と、その妻で自らも優れたピアニストだったクララ(ナスターシャ・キンスキー)との、結婚に至るまでの恋愛を描いた音楽映画。ヴァイオリニストのギドン・クレーメルがゲスト出演している。〈103分〉[投票]
★2独立少年合唱団(2000/日)1970年代初頭。父に死なれ、ひとり山間の全寮制男子中学に転校してきた道夫(伊藤淳史)。生来の吃音症もあって周囲に溶け込んでいけない彼であったが、ボーイソプラノの歌声を持つ康夫(藤間宇宙)に誘われてグリークラブ(男声合唱団)に入ることで、次第に声と明るさを回復していくようになる。一方、康夫はウィーン少年合唱団に入ることを夢見ている少年だったが、彼には変声期が訪れようとしていた。(2000年ベルリン国際映画祭アルフレート・バウアー賞)〈129分〉[投票]
★1天皇伝説・血のリレー(2008/日)米国で軍歴をもつジャーナリストの男(渡辺文樹)が、内縁の妻の殺害容疑で逮捕される。だが男は無実であった。この事件には背景が存在するのだ。男は米国のイラク侵攻の陰に、日本の隠された資金が流用されているのではないか、と調べていた。その資金とは、戦前の皇室財産である。男は警察の手から逃れ、元首相・橋本龍太郎の金融不祥事と米国、そしてスイス銀行との、国民の知らない皇室財産の関係に狙いを絞り核心に迫る。そこで遭遇したのは、国民には知らされていない、血に彩られた皇室の血のリレーであった。〈-分〉 [more][投票]
★1砂の小舟(1980/日)お尻に「怨」という字の痣のある17歳の少女・千春(津奈美里ん)と、生まれつき口のきけない16歳の少年・克巳(林田昭彦)。ある日、二人は浜辺で砂に埋もれた小さな舟を見つける。二人がその舟に乗り海に出ると、舟は二人を禁忌とされる洞窟の中へと導く。その洞窟の中で二人の意識は千年の時を飛び越え、千春は綾姫、克巳は清若という源氏の末裔になりかわる。そんな二人を、真言立川流の法院・倶利加羅(丹波哲郎)が狙っていた。カンヌ映画祭に正式出品されたという。〈100分〉[投票]
★1ダブルス(2000/日)元鍵師の中年男〈HN〉key(萩原健一)と元コンピュータ会社社長の青年〈HN〉gun(鈴木一真)。ふたりはパソコン通信で知り合い、コンサルタント会社の現金強盗を計画する。標的はgunが社長を勤めていた会社。突然社長を解任された腹いせに会社を襲い復讐しようとの心算だ。一方、keyは心臓病を患い余命も危うい状態だが、彼には是非とも果たしたい約束があった。自らのプライドを賭けてふたりの男は計画を実行する。だが何とか大金を手に入れ逃げようとした折りも折り、ビルのエレベーターが故障、ふたりは密室に閉じ込められてしまう。〈90分〉[投票]