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[あらすじ] 姿三四郎(1943/日)

姿三四郎は角刈りの直情純情青年。赤ん坊の様に無垢な心を持つ男。「柔術を極めたい!」と、ある道場へ入門する。折しも、師範達は酒盛りでなにやら打ち合わせの最中。どうやら、最近売り出し中の柔道家を「アイツは山師だ。成敗してやろう!」と決まったらしい。「ソレって闇討ち?」師範に従い闇討ち現場へ。ところが、闇討ちどころかコテンコテンに返り討ちに遭い、師範共は川の中へざんぶざんぶと投げ込まれる。「俺がついてゆくべき師匠はこのお方!」と心に決めた三四郎、本来は闇討ち相手であった柔道家の下に入門する。月日は流れ、道場で研鑽に励む日々。しかし、ある夏祭りの夜、三四郎は喧嘩をしてしまう。師匠の逆鱗に触れ、許して貰いたい一心の三四郎は池に飛び込む。
ボイス母

闇討ちシーンの川に続々投げ込まれる男達、泥沼に夜明けとともに花開く白い蓮の花。「ぼうぼう」「どおどお」と吹きすさぶ風の中、流れ去る雲を背に死闘を繰り広げるシーン。見所満載。

とても戦中に作られたとは思えないくらい、全体のトーンが明るい。 明朗闊達なスポーツ映画。

(評価:★4)

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このあらすじを気に入った人達 (2 人)トシ uyo

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