[POV: a Point of View]
止まることを知らない流れの果てに
見出したら最後、次から次へと流れるような展開で、一気に結末まで誘ってくれる映画を集めてみました。ストレス解消にいいかもしれません。A:絶好調 B:快調 C:好調
B | 理想の結婚(1999/英) | 『グットウイルハンティング』のミニー・ドライバーは許せなかったが、この役はまだ見れる。少し見直した。テンポよく場面が切り替わり、登場人物の移り変わっていく心模様が見ものだ。上質の気分に浸れるイギリス映画。 | 投票(2) | |
B | リトル・ヴォイス(1998/英) | 『普通じゃない』のユアン・マグレガーはいまひとつだったが、今回の内気な青年役は、はまり役。作品自体もノリのいい音楽にのってテンポよく進み、見ていてとても楽しい作品に仕上がった。 | 投票(3) | |
B | 他人のそら似(1994/仏) | 話はテンポよく進み、快調。最後まで飽きさせない。本物が偽者になってしまうという強烈な皮肉が痛々しい。映画としては良い。しかし…。シャルロット・ゲンズブール目当てに見たのだが、泣きを見た。ほんの一場面だけとは。あのパッケージは詐欺だ。絶対に詐欺です。あれはないです。あれはちょっとおかしいよ。あれは。(しつこい…) | 投票 | |
B | 乙女の祈り(1994/英=独=ニュージーランド) | ほんの些細なことから簡単に崩れていってしまう少女たちの内面心理が、怖くも美しい。 | 投票(1) | |
B | ラブetc.(1996/仏) | 短髪のシャルロット・ゲンズブールも魅力的だ。三角関係が描かれている。成熟した彼女の、揺れ動く気持ちが上手く表現されているが、あの結末は少々いただけなかった。しかし、流れるような映像が美しく、テンポもいい。シャルル・ベルリングのストーカーまがいのしつこさも、見ものだ。重たい内容だが案外サラッと描かれているので、後味は悪くない。 | 投票 | |
B | メルシー・ラ・ヴィ(1991/仏) | 色調の統一された映像が美しく、少女二人の存在感もあいまって、前半まではもしかして傑作か?と胸が高鳴ったが、後半になるにつれて物語の道程が変容をきたして現実と虚構の入り混じった展開においてきぼりにされた。印象深い作品であることは間違いなく、また鑑賞してみたいと感じた。 | 投票(1) | |
B | すべてをあなたに(1996/米) | 演奏シーンがノリノリでよかった。同じテーマ曲が何度も演奏されたのに、見ていて飽きなかったのは撮影がよかったのだろう。リブ・タイラーの存在がもっと物語の中心まで食い込んでくるとよかったのだが、ちょっとあっさりしすぎた感じがして、最後もあっけなく、そこのところがやや不満な出来になった。 | 投票(2) | |
B | シーズ・オール・ザット(1999/米) | 典型的な学園もので、人物造型もあまりに類型的で型にはまりすぎているが、かえってそれが、純粋にこの映画を楽しめる理由かもしれない。 | 投票(5) |
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