[POV: a Point of View]
【イレーヌ・ジャコブ】の魅力そう、それは『ふたりのベロニカ』から始まった。
彼女の気品ある清楚な美しさ。静かな雰囲気を称えながらも、確かな存在感を感じさせる女優。唯一の不満は彼女の出演作品が少ないこと。もっと作品に出てほしいものです。また、もっと多くの人に見てもらいものです。Ａ:神々しいまでの美しさで魅了してくれる！！ Ｂ:美しい姿を堪能させてくれる！！ Ｃ:お願いだから、彼女の出番をもっと増やしてちょうだい！！(T_T) 彼女出演の『オセロ』登録申請中。
| A | ふたりのベロニカ(1991/仏＝ポーランド) | セリフも説明もほとんどなくストーリーは進み、最後も何でそこで終わってしまうの？と思わず叫びそうになったが、脳裏には美しい映像と繰り返される楽曲、そしてイレーヌ・ジャコブの神々しいまでの美しさが強く印象に残る。 | 投票(1) | |
| A | トリコロール／赤の愛(1994/スイス＝仏＝ポーランド) | 『ふたりのベロニカ』同様、この監督の映像には強く惹きつけられる。静かで淡々としたストーリーだが、訴えかけるものは多い。３部作悼尾を飾るにふさわしい作品。最後に前２作と繋がる場面は強引だがうれしいサービスにびっくり。 | 投票(2) | |
| B | 迷宮のレンブラント(1997/米) | 正直なところイレーヌ・ジャコブを見ることができただけでも、よしとしないといけないのだが、それを上回るほどスピィーディーでサスペンスフルな展開、贋作家の鬼気迫る姿に胸を打たれた。イレーヌ・ジャコブの美しさも堪能できたし、心配した結末もうまくまとまって、いうことなしです。 | 投票 | |
| C | 愛のめぐりあい(1995/独＝仏＝伊) | 途切れそうで途切れないそれぞれの物語の相関関係がおもしろい。ソフィー・マルソーとイレーヌ・ジャコブが見られただけでも個人的には満足。話が中途半端なのを差し引いても、深みのある訴えかけてくるような映像に惹きつけられた。 | 投票(2) |
１９６６年７月１５日、スイス・ジュネーブ生まれ。父親は、物理学者で、兄は音楽家。１０歳の時にスイスのジュネーブに移住して、コンセルバトワールで学び舞台などにでる。８５年パリに移り、名門国立高等芸術演劇学校で３年間演技を学ぶ。ルイ・マル監督の『さよなら子供たち』で映画デビュー。９１年には、キェシロフスキー監督作の『ふたりのベロニカ』に主演、神秘的な存在感を示して、カンヌ映画祭主演女優賞を受賞する。
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