掲示版: 話題「サイマフから皆さんに今年最後の質問と提案」 (muffler&silencer[消音装置])
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去年をふりかえる | ||
movableinferno | 2002年01月01日03時39分更新 | |
ぼんやりしていたら2002年になっちゃった。
というわけで、わたしもみなさんのマネをして2001年をふりかえってみようと思います。 今年はとにかく旧作との出会いの1年でした。旧作を含めてベストを選んだら新作はランクインする余地が無かったかも。特に日本の「モダニスト」たちの凄さにやられました。増村、中平、川島、清順…おかげで『PARTY7』とか『けものがれ、俺らの猿と』なんかは見事に観る気が失せた。洋画はヘルツォークや『アラビアのロレンス』、『フレンチ・カンカン』…中でも『2001年宇宙の旅』をスクリーンで観られたことに大感激。 一方新作の方は見逃してしまったものも多く、『トラフィック』に『初恋の来た道』、それになんと『リトル・ダンサー』も未見です。見逃して後悔しきりなのが『プロデューサーズ』『クイルズ』『ベティ・サイズモア』。『カオルちゃん最強伝説』を劇場で観られなかったのも悔しかった! そんな中、ミニシアター系で『ディボーシング・ジャック』や『魚と寝る女』といった小粒ながらピリリ!と辛い傑作と出会えたことが収穫でした。 あと、なんと言ってもうれしかったのは必死でおすすめし続けた『ザ・ミッション』をs&mさまが観てくださって、気に入ってもらえたことですね。emauさまやG31さまも興味を持ってくださって、映画ファン冥利に尽きるというか、とにかくうれしかったです。 そして2002年、今いちばん楽しみなのは愛する豊田利晃監督の『青い春』と『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』。オープニングは経済的な理由で『王は踊る』にするか、「元旦は穴場?」という狙いから『ハリー・ポッター』にするか、レコ大で主題歌を聞いて無性に再見したくなった『千と千尋』にするか迷い中です。 | ||
Re: 去年をふりかえる | ||
まりえもん | 2002年01月01日11時50分更新 | |
みなさん明けましておめでとうございます。初めてコメント書きます。まりえもんと申します。 私も『ギャラクシー・クエスト』(ビデオですが)を「ちわきにくおどる」気分でとても楽しませてもらいました。いいわー。観てるほうも楽しかったですが,あれはきっと撮ってるほうもかなり楽しんでいた様子(想像です)。 また見逃したものでベストは『チェブラーシュカ』でしょうか。昨日絵本だけ買ってきました。あれはビデオになるのはいつの日か…遅そうですね。『テルミン』ももうすぐビデオ化のきざしがあるので,楽しみですね。では。 | ||
サイマフから皆さんに今年最初のお返事 | ||
muffler&silencer[消音装置] | 2002年01月01日16時06分更新 | |
そんなワケでなんだかんだで2002年を無事迎えることができました。明けましておめでとうございます。
■くたー様>やっぱり『ギャラクシー・クエスト』でございますか。フムフム。『ワーキング・ガール』からも「シガニー・ウィーバー、コメディーもイケるな」と思っとったのですが、予告編だけでオナカイッパイ感があって、オイラも見逃しておりやした。でも、このシネスケでもかなりの支持を集めているとあらば、見ないワケにはいきませぬな。 ■わっこ様>オイラの提案にノってくださって、感謝、感謝でございます。不肖サイマフ、『ベビーシッター・アドベンチャー』以来エリザベス・シューの大ファンなのであります。『リービング・ラスベガス』での開花ぶりはもう涙なしには見られませんでした、ハイ。で、『モリー』も気になっておったのですが。映画の評判悪さに逃しておりやした。それにしても、エリシューには、もっともっとエエ映画に出てもらいたいもんです。それにしても、かなり独創性に富んだ受賞リストでございますな。 ■kazya-f様>おおー!DEEP SEIJUNナイトに行かれたのでありますな!確か、奥田K子様が自己紹介文で触れてらっしゃったのを見て、地団駄を踏んだサイマフでございます。いいな、いいな。 ■けにろん様>わが師匠、けにろん様。けにろん様のコメントに滲み出る映画に限らず人生対するストイックな厳しい眼差しの中にある、真の「やさしさ」や「いつくしみ」の黒い瞳は、そういうコンテキストがあったからなのですね。この投稿文、最近話題の本「声に出して読みたい日本語」に推薦したいです。なんと言えばいいのか、ことばのリズム、朗誦したくなる「肉体の文」であります。ベストテンに選出された映画たちも、「肉体の映画」と呼べる生命力に満ち溢れた映画が多い印象を受けました。『ギター弾きの恋』、来月京都みなみ会館でリクエスト上映されるので、心して見たいと存じます。 ここだけの話、けにろん様と奥田K子様にかなり影響を受け、このサイマフも劇場主義者へと傾きつつあります。(貧乏暇なしで結局見ない、レンタルビデオの延滞料金払いとテレビ録画テープの「タンスの肥やし」という二大愚行を断ち切るためという噂もあり…) ■ホッチKiss様>ホッチKiss様もやっぱり『ギャラクシー〜』と『クレヨンしんちゃん』なのでございますな。ぬほ〜。こりゃ、サイマフの新年最初の一発は決定ですな…。ところで『猿の惑星』、日本から織田裕二とナイナイの岡村ならノーメイクで使えますのに、ナハ。それから、『羊たちの沈黙』の前日譚『レッド・ドラゴン』が再映画化されるとのことで、再度アンソニー・ホプキンスとジョディー・フォスターのコンビが出演するらしいですが、10年後の姿形で10年前より前に遡るとは…映画ってホントに恐ろしいッスね〜。 ■ハム様>おお!ハム様は関西在住でらしたか!書き込みの日時を見ると、大晦日にご覧になったのでしょうか?オイラは29日に行ったのですが、あの映画館があそこまで人が入ってるのを初めて見て、やっぱりキューブリックはスゲ〜とノックアウト状態でありやした。え〜、お察しの通り『惑星ソラリス』行かせていただきます!シネ・ヌーヴォの『鏡』は見逃してしまいましたが… ■奥田K子様>こちらこそ、fuckin'coolな映画を紹介してくださって、本当に有難うございました。オイラがシネスケが大好きなのも、こうしためぐり会いのワクワクにヤミツキになってしまったからです。ところで『クイルズ』と『ベティ・サイズモア』もオイラも見逃したクチでして。また新世界あたりでやられても…とビミョーな期待感を持っております。それにしても、紅白の「いつも何度でも」は消化不良気味でした。あの曲はやっぱりフル・コーラスで聴かないと。 ■まりえもん様>はじめまして!うぬ〜やはり、まりえもんさんも『ギャラクシー・クエスト』ですか。『チェブラーシカ』はDVD出たら買って、眠れぬ夜にかけたい、そんな感じでした。オイラも見逃した『テルミン』は、来月、またまた京都みなみ会館でかかるそうなので、そこでゲッチュ〜する予定であります。 ■そんなワケで、相変わらず皆様の「2001年回顧特集」―「2001年○○が選出トップ10作品」「2001年○○が選ぶ○○賞」などなど募集しております。 さてと、オイラは「劇場主義者」の舌の根の乾かぬうちに、やっぱりどうしても見たい『クレヨンしんちゃん』と『ギャラクシー・クエスト』を借りて初笑いといきたいと存じます! | ||
はじめまして/昨年のベストと見逃した映画 | ||
は津美 | 2002年01月02日21時13分更新 | |
あけましておめでとうございます。皆様初めまして、は津美と申します。昨年11月からシネスケに参加させて頂いております。昨年のベスト1は『ゴーストワールド』です。旧作になりますがそのつながりで観た『ウェルカム・ドールハウス』『アメリカン・ビューティー』も素晴らしかった。次点は暮れに観た『ムーラン・ルージュ!』ですね。他に『キシュ島の物語』『青 chong』『千と千尋の神隠し』も面白かったです。『スタフ王の野蛮な狩り』がようやく観れたこと、柳原良平の短編アニメーションとアンクルトリスのCM全作が観れた事も今年の収穫です。特集上映で一番印象的だったのはやはり清順の特集でしょうか。他に古い作品では『トップ・ハット』を観れた事が幸せでした。昨年中に観るつもりで観のがしてしまったのは『まぶだち』『光の雨』うーん他にもあった気がするけど…あ、『ハリー・ポッターと賢者の石』もまだ観てません。 | ||
2001年回顧 | ||
グラント・リー・バッファロー | 2002年01月03日12時00分更新 | |
昨年の11月から参加させていただいている、グラント・リー・バッファローと申します。20歳になってから映画を意識的に見始めましたので、かなり知識に乏しいのですが、個人的に2001年は邦画の再発見だったと思っています。(あの脂っこい顔は苦手ですが)それも仙道武則氏の力によるところが大きいと思います、彼がいなかったら上映までこぎつけられなかった映画を見ることができたのは何よりの幸いでした。
* ということで、私の昨年のナンバー1は『EUREKA』です。3時間30分超のあいだ、冒頭での事件が起こってから、一時も醒めることがありませんでした。助演男優賞は犯人役の利重剛です。 * そしてお薦めするのは、少し気がひけるのですが、『EUREKA』の次に同シリーズとして テアトル新宿にて上映された河瀬直美監督の『火垂』です。個人的には、『萌の朱雀』が苦手な人にむしろ見てもらいたい、生命の躍動感に触れることのできる作品です。ただ、この作品も2時間30分超の長編で、『桜桃の味』を寝ずに見られるほどの自信があるか、1年の内で大体10回ぐらいある「今日は絶好調!」というときでないと、非常に見るのには疲れる映画です。助演女優賞はこの作品のストリッパー役のおばさん(名前失念)にあげたいです。ビデオ、DVD化は確認できておりません。シネスケではまだ採点が3人に留まり(評価は真っ二つ)、皆さんがこの映画をどのようにご覧になるのかを知りたく、名を挙げさせていただきました。 * 見逃した作品はたくさんありますが、なかでも『ヤンヤン/夏の想い出』『リトル・ダンサー』『レクイエム・フォー・ドリーム』などを劇場で見られなかったのは残念でした。『ココニイルコト』も是非見てみたいと思っております。2002年は『ハッシュ!』『息子の部屋』などに期待を寄せております。それでは、駄文ばかり書き連ねる私ではありますが、本年もよろしくお願いします。 |
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