[コメント] 渇望(1949/スウェーデン) - 更新順 (1/1) -
一種の教訓映画である。男性の身勝手さが告発されるが、その結果としての女性の行動や反応がまた健常の域を超えている。ラストの決着が取ってつけた形で残念。撮影とカットの呼吸が既に巨匠級。特にクローズアップの使い方のうまさは鳥肌物。 (ジェリー) | [投票] | |
瘧のような圧倒的絶望表現の凄まじさ。過去への悔恨と未来への苦渋をいや増させる状況の設定と妥協無きドラマトゥルギー。正直しんどいが、それを経ないと見えない一抹の希望もある。ニクヴィストとの共闘未だ来ぬとも『沈黙』原型の価値を貶めはしない。 (けにろん) | [投票] | |
いつもより饒舌でコロコロよく動くベルイマン。渇き、孤独、焦燥…って分かるんだけどいまいち深みに入っていけない。脚本に関わっていないと知って何となく納得。★3.5 (ドド) | [投票] |