★3 | 浪人街(1957/日) | 「強い奴に弱い奴 太い奴に細い奴 面白いのや哀しいのが 集って・・・」「浪人街の白壁に いろはにほへと と書きました」・・・これぞ映画史に残る名文句。 敵の旗本愚連隊たちにしろ、けっこう話のわかる人間味ある人物に描かれているところがミソ。 | [投票] |
★3 | 都会の牙(1950/米) | エドモンド・オブライエンが、あのデカい図体で大都会を疾走する。今にも死にそうな男には、とても見えませんが・・・。 | [投票] |
★3 | 赤穂城断絶(1978/日) | 日本人なら誰もが知る超有名な物語だから、「どこに」、「誰に」焦点を当てるかが演出家の腕の見せ所。 本作では脱落&堕落してゆく浪士に焦点を当てたところに深作欣二らしさ、を感じた。映像面ではさほど、らしさ、は窺えなかったが。 | [投票(1)] |
★3 | 都会の叫び(1948/米) | ギャングのドラ息子は元より、その息子を追う刑事までもが「ママ」と慕う。イタリア家庭においても、お母さんは強し! 監獄病棟からの脱出シーンは、お定まりの展開ながら手に汗握る。 | [投票(1)] |
★3 | G・I・ジョー(1945/米) | 従軍記者の目を通して描かれる、戦場に次々と散っていった、ごく普通の若者たちの姿。母国から送られてきたレコード盤にまつわる伏線が、戦場に蝕ばれてゆく若者たちを描く上で、上手いエピソードとなっている。 | [投票] |
★3 | 旅路(1955/日) | 「沓掛」の焼き直し。でも、「殺された亭主の仇を慕う母子」というオリジナル設定に違和感を覚える自分にとっては、こちらの改訂ストーリーの方がしっくりくる。 | [投票] |
★3 | 続・道場破り 問答無用(1964/日) | タイトルに偽りあり。「道場破り」ではなく「道場相続」を巡るお話。丹波哲郎は、相変わらず目立ちすぎの大活躍。 | [投票] |
★3 | 道場破り(1964/日) | 丹波が目立ちすぎ。どちらが主役なんだか・・・。 | [投票] |
★4 | 影なき殺人(1947/米) | ラストの法廷劇は今観ても斬新。 なんせ、検事が・・・ [review] | [投票] |
★3 | 雷鳴の湾(1953/米) | 一文無しの主人公の夢に賭けて、一蓮托生の投資をする社長がイカす。こんな社長、現実には絶対にいないが。 女にダラしない気分屋だが、何故か憎めない相棒もいい。こういうお調子者の友人は、確かに一人は必要だ。 | [投票(1)] |
★3 | 百萬両秘聞(1927/日) | 当時随一のヴァンプ女優鈴木澄子にゾクゾクする。白塗りのアラカンなんて全く歯が立たない魔性ぶり。 あっけないエンディングには不満が残る。 | [投票] |
★3 | 奴が殺人者だ(1958/日) | 事実上の主役は、麻薬中毒の殺し屋・天本英世。異常な程に痩せこけた風貌はまさしく適役だが、如何せん麻薬中毒者の割には、言動の節々にインテリっぽさが出ちゃうところが玉にキズ。 | [投票] |
★3 | 執念の蛇(1958/日) | 女体の白肌を這い回る無数の蛇・・・。エロい! | [投票] |
★2 | 水戸黄門海を渡る(1961/日) | 中抜き&早撮りの名人で知られる渡辺邦男だが、本作の演出は当に“やっつけ”仕事。特に、虚無僧姿で顔を見せない雷蔵(だとバレバレの)役を、雷蔵と全くの別人が吹き替えていることが観客にバレバレなのはマズイだろ。 ありきたりな他民族(アイヌ)の描き方にも閉口。 | [投票] |
★3 | 源氏物語 浮舟(1957/日) | 最低なエロ皇子を演じる雷蔵もなかなか様になっているが、正直、年齢を考えると雷蔵と長谷川一夫の役柄を交換してもよかった。まあ、大映会社内の力関係からいって無理なのはわかるが。 | [投票] |
★3 | ジャン有馬の襲撃(1959/日) | この時代に、外国相手に報復するという歴史的事実があったことに驚き、日本人としてちょっと誇らしくなった。そう思うなんて、私が外国に対して卑屈になっている証拠なんだろうか。しかし、この有馬晴信という大名、この後は不幸な運命なんだよね・・・。 | [投票] |
★3 | 産業スパイ(1968/日) | 産業スパイものといえば、大映・田宮二郎主演の「黒い」シリーズが思い浮かぶが、そこは東映・梅宮辰兄ィの作品だけあって、口説き落とした女から寝物語で情報を聞き出したり、はたまた自分の彼女までもダシに使ったりと、なんだかバタ臭い諜報活動なのだ。 | [投票] |
★2 | バラ色の報酬 1000万ドルを追え!(1982/カナダ) | 史上最強の会計士、ハリス様が登場。 クルマに料理にダンス。監査をしてきた相手会社の事業は全てマスター。んな馬鹿な。 | [投票] |
★4 | ケマダの戦い(1969/伊=仏) | モデルは『ウォーカー』なんだろうか? 本作の英国側のヤリ口には、かつてはアフガニスタンのタリバンを支援していたアメリカ政府の姿勢がダブって見える。歴史は繰り返すのだろうか・・・。 | [投票] |
★3 | 太陽のならず者(1967/仏=伊) | 女が絡むと、話がコジれてくる。これフレンチノワールの定石。 大切なママの為に、組織を裏切る敵側ギャングの姿が印象的。フランス人は母親思いなんですね。 | [投票] |