AONIさんのコメント: 更新順
富士に立つ若武者(1961/日) | 源氏の旗揚げを誓って苦難に耐える浪花節な展開が中心と思いきや、沢島忠の手にかかれば大恋愛・青春ドラマになるのだ!源氏の頭領としての責務を放り出してデートに明け暮れる若き頼朝の姿が情けなくもあるが、まだ人間として未完成なヒーロー像に好感が持てる。 | [投票] | |
雁(1966/日) | 玄関戸に取り付けられた風鈴の音がイヤらしさや不安をかきたて、小道具として抜群の効果をもたらしている。大袈裟なBGMや、ほとんどサスペンス映画のような池広一夫のハイテンションでテンポ良い演出も良い。 是非とも東海テレビに昼ドラの題材として取り上げてほしいもんだ。 | [投票] | |
若さま侍捕物帳 黒い椿(1961/日) | 最後まで本格的な犯人当てにこだわったプロットが大変に素晴らしい出来栄え。閉鎖的な島の因習と何やら訳ありの住民達を丹念に描く前半を耐えれば、「第一の殺人」以降は急展開に次ぐ急展開で息をつく暇もないほど。 [review] | [投票] | |
荒木又右エ門 決闘鍵屋の辻(1952/日) | リアル!手が震えて、腰くだけで、膝ガクガク。格好良さとはかけ離れた無様な仇討ち。ニューシネマ時代の西部劇が試みた「神話の破壊」を、黒澤明は10余年も前に時代劇で試みていた!その先見の明は驚愕に値するが、やっぱ神話は神話のままの方が好きだな。 | [投票] | |
ねずみ小僧怪盗伝(1984/日) | 夢遊病のねずみ小僧、ヨボヨボのむっつり右門、ホスト系の遠山の金さん等々、お江戸の有名人が多数登場するお祭り映画。ハイライトの乱闘劇では何故だか小川真由美が七変化するサービス付き。当時の女性人気デュオ、シュガーのコーラスがなんともいえぬ味わい。 [review] | [投票(1)] | |
博徒ざむらい(1964/日) | 激動の時代に翻弄され、幕府や反幕府に利用されていく男。 市川雷蔵は明るく陽気な役もいいが、その真価が十二分に発揮されるのは、やはり本作のような悲劇の主人公かもしれない。 | [投票] | |
山田長政 王者の剣(1959/日=タイ) | 象に乗るサムライ。若尾文子よりも中田康子を選ぶ。その選択の時点で理解に苦しむ。 [review] | [投票] | |
修羅八荒(1958/日) | 「高嶺の花に手を出すでない!」おいおい、自分で言うなよ花柳小菊さん。 大河内伝次郎がここまで徹底的に悪役を演じているのは珍しいのでは。 | [投票] | |
唐獅子警察(1974/日) | この頃の渡瀬恒彦って、女を無理やり押し倒すような役ばっか。羨ましい・・・。 | [投票] | |
忘八武士道 さ無頼(1974/日) | 前作で丹波が演じたキャラをそのまま受け継いだような伊吹吾郎扮する九死一生。吉原と忘八衆たちの全面戦争を描いており、ストーリーとしてはこちらの方が普通に楽しめるかも。 [review] | [投票] | |
五十万人の遺産(1963/日) | 登場人物が少なすぎ!アクション少なすぎ!女優陣はほとんど台詞なし! 大スケールの冒険アドベンチャーを期待したが、低予算バレバレの内容にがっかり。 | [投票] | |
ザ・グレート・ファイター(1984/米) | 過去の悪名と名声を引きずる二人のガンマン。主役二人の演じる役柄が、いつもとは逆な所もユニーク。けど、肝心の決闘をスローモーションで表現するのはセンス悪いよ! [review] | [投票] | |
フラットワールド(1997/英) | 平面世界と立体世界を行ったり来たり。こういうアイデアはいかにも欧米的で面白い。 | [投票] | |
ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎音頭(1988/日) | 清水宏次朗が出てこない。やっぱトオルとヒロシのコンビじゃなくちゃ。 | [投票] | |
ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎狂騒曲(1987/日) | 中学生のスケ番(少女隊)達に「乳吸わせろや〜」と迫る飢えたトオル&ヒロシがツボだった。 | [投票] | |
ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎完結篇(1988/日) | 有終の美で終わってほしかったが、パワーダウンが著しい。我王銀次の高校生役は無理があるぞ! | [投票] | |
カンフーキッド(1985/台湾) | 子供達それぞれがジャッキー、ユン・ピョウ、サモ・ハンの役割を果たしているのがナイス。 | [投票] | |
オクラホマ・キッド(1939/米) | 開拓途上のオクラホマでは法律よりも拳銃が役に立つ。 ジェームズ・キャグニー扮する主人公の複雑な境遇が、アンチ・ヒーローとしてのキャラ造形を深みあるものにしている。 | [投票] | |
マン・オブ・ノー・インポータンス(1994/アイルランド=英) | 名優アルバート・フィニーが繊細なゲイの叶わぬ恋心を熱演! | [投票] | |
男対男(1960/日) | 若大将のデビュー作は、バカボン役でした。 本作の目玉は・・・平田昭彦。知的でスマートなイメージが強いこの俳優が、関西弁をあやつる女好きの殺し屋って、、、ええーっ!? 酒場での大乱闘やモーターボートに乗っての一騎打ちなど、西部劇風の味付けも楽しめる。 | [投票] |