AONIさんのコメント: 更新順
鬼軍曹ザック(1950/米) | 「蛍の光」って、韓国の国歌だったんだ! [review] | [投票] | |
パーク・ロウ(1952/米) | 会社同士はバチバチに対立してお互いを非難して潰しあっているのに、個人間では妙に惹かれ合っているトップ2人の構図。一筋縄ではないサミュエル・フラーの世界観。 [review] | [投票] | |
裸のキッス(1964/米) | 冒頭のショッキングな男女の諍いシーンから一転して、中盤過ぎまでの60分間は「人生のやり直し」を誓う至ってマジメな展開で退屈なのだが、ラスト30分間で怒涛の展開を見せる摩訶不思議な構成の作品。 | [投票] | |
地獄と高潮(1954/米) | 「キューバ危機」ならぬ、「北極海危機」!! 敵艦との海底での我慢比べという、静寂な中にも緊迫感ただよう状況でのキスシーンは印象深い。 [review] | [投票] | |
モンキーマン(2024/米) | これが初監督の演出作ならば、デヴ・パテルは大したもんだ。 [review] | [投票] | |
名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN(2024/米) | ボブ・ディランの異才ぶりと、1960年代という激動の時代に彼の歌が激しく突き刺さったことが判る140分間。名曲オンパレードだが、中盤ハイライト、聴衆の支持・興奮が沸点に達した「時代は変わる(The Times They Are a-Changin') 」のLIVEシーンは胸熱。 [review] | [投票] | |
ファーストキス 1ST KISS(2025/日) | 好きな人に自分の衣類を着られると、より愛おしくなる。嫌いになった人に着られると、より憎らしくなる。恋人間、夫婦間の機敏を上手く描いた、見事な小道具の使い方。 [review] | [投票(1)] | |
敵(2025/日) | この手の「不条理」な世界作品は批評に困る。日常生活にジワジワと侵食する妄念と狂気。 インテリ独居老人の心象世界は複雑かつ、難解だ。1つ確かなことは、幾つになっても尽きることない女性への関心と執着。 [review] | [投票(1)] | |
サンセット・サンライズ(2025/日) | 地方の問題は、現実そう簡単ではない。ユニークな会話劇の中に、ふと都会側、地方側、双方の本心が垣間みえる台詞がピリっと心に突き刺さる。 [review] | [投票] | |
ときめきに死す(1984/日) | 森田作品は画面構成・カメラワークが特異で面白い。組織の幹部がピンボール(パチンコ)をするシーン、フルーツを食べる食卓シーン。そして、何といっても車のドライブシーン。 [review] | [投票] | |
春に散る(2023/日) | 往年のボクシングジム三羽烏(浩市、鶴太郎、哀川)、クセが強いなぁ。 現役ボクサーのライバル3人(流星、窪田、坂東)も大熱演で迫力あるファイトを見せてくれる。 [review] | [投票] | |
オッペンハイマー(2023/米) | 「 思想<科学<<政治 」 山あり谷ありの夫婦関係の描写がリアル。元愛人のことでヘコんでいるオッピーに対して、心配して駆けつけた奥さんがその理由を聞き、キレながら「しっかりしろよ!」と気合いれるシーンが生々しくて良い。 [review] | [投票] | |
悪霊島(1981/日) | クライマックスの洞窟でのグダグダ感にはげんなり。前から思っていたけど、本作の監督さん、サスペンス/アクションの演出が下手くそすぎ。市川崑や野村芳太郎のそつがない恐怖演出術を煎じて飲ましてあげたい。 | [投票] | |
正体(2024/日) | 「なぜ逃げるのか?」の問いに対する主人公(流星)の返事が完璧すぎて、物の見事にわたしの心に突き刺さった。 細かく計算されている演技・演出が素晴らしい。例えば、左利きであることを隠す主人公の手の演技と演出。そして、やり尽くされた感のある法廷シーンを無音(サイレント)で描くアイデアは秀逸。 | [投票(1)] | |
室井慎次 生き続ける者(2024/日) | 元々、BSフジだかのスペシャルTVドラマとして企画された作品らしいが・・・ [review] | [投票] | |
優しき殺人者(1952/米) | 評価に困る、評判通りのカルト作品。トンデモない映画を観たという印象の爪痕が凄い。この時代に、こんなにもリアルな知的障碍者の姿を描いていることに驚愕する。このテーマを“恐怖“として描くことは現代においてはタブーなんだろうが。それにしても本作のロバート・ライアンは怖い。 | [投票] | |
逃げる女(1950/米) | 毎度ちょうど良いタイミングで現れる、団体催し客のオジさん、ナイス!! [review] | [投票] | |
夜霧の港(1942/米) | ジャン・ギャバンもハリウッドに来たら、軟派に口笛は鳴らすし、酒場で喧嘩するんだな。 フリッツ・ラングが途中で演出降板した作品らしい。たしかに、凶暴さを内面に持つ複雑な主人公像など、フリッツ・ラング好みのキャラ造形。 [review] | [投票] | |
生きてる死骸(1941/米) | アイダ・ルピノ及び関係人物たちのパラサイトぶりが怖い!! 「死体」を敢えて見せない演出も良い。 [review] | [投票] | |
十一人の賊軍(2024/日) | 底辺でもがく人間たちの生き様、死に様。方言台詞が飛び交い、憎悪・猜疑が渦巻く、非情な裏切りの歴史観。予想以上に「笠原和夫」色の強い作品世界で嬉しくなる。本作スタッフ陣の、笠原和夫へのリスペクトを感じさせる作品。 オープニングとエンディング、人をかき分けて走る様をローアングルで撮るシーンで統一されている。こういう映画的な映像演出は大変に好み。 | [投票] |