牛乳瓶さんのコメント: 更新順
マリー・アントワネット(2006/米) | いち女性としてのアントワネットを見せられても面白く無い。アントワネットの人物像が書き込まれていないため、一切共感出来ず。見掛け倒しのうすっぺら映画。ジュディ・ディビスと美術・衣装に+1点。 | [投票(1)] | |
リチャード三世(1955/英) | 登場人物は山のようにたくさん出てくるも、オリヴィエの一人芝居を見ているかのようだ。ただ、オリヴィエは、リチャードが背負ってきた劣等感・憎しみを余りにも軽く解釈しているかのようにさっぱりと演じており、個人的にはもう少し毒々しく重厚に演じて欲しかった。 | [投票] | |
愛の落日(2002/米=独=豪) | 冒頭のマイケル・ケインの「目」の演技から、完全にノックアウトされてしまった。あの「目」は何を物語っているのか…物語が進むにつれて、原題「静かなアメリカ人」の意味が我々観客の前に明らかになる。 | [投票(1)] | |
2046(2004/中国=仏=独=香港) | これぞウォン・カーウァイの集大成。際立つ新しさは無いものの、梅林茂の音楽やクリストファー・ドイルの撮影、トニー・レオンを始めとする素晴らしい役者陣に支えられ、60年代の香港を背景に人間ドラマが交錯する。 [review] | [投票(2)] | |
親指さがし(2006/日) | マスコミ試写で鑑賞したが、周りからため息やあくびがここまで聞こえてきた映画も珍しい。原作とは異なったストーリー展開。原作の方がまだ良かった。ホラー映画なのに怖くなく、出演者たちの演技は完全に空回り。2時間ドラマで良かった。 [review] | [投票(1)] | |
どろろ(2007/日) | チン・シウトンがアクション監督との事で楽しみにしていたが…大惨敗。主役の二人は大健闘と思うが、アクションシーンの見せ方がカッコ良くない。チャン・イーモウはいい仕事をしたと改めて感じた。敵のどいつも強そうに見えないのもゲンナリ。 | [投票(2)] | |
幸せのちから(2006/米) | アメリカン・ドリームの話だが、今までのとは一味違う。それは、主人公が自らの夢の実現に向けて努力するのではなく、金に奔走する話。「金=家族を養う為」であろうが、主人公は明らかに息子よりも大金への道に奔走していた。 | [投票(2)] | |
キング 罪の王(2005/米=英) | 主人公が一体何を考えているのか全く分からず、極めて消化不良。主人公の父は丹念に描かれているので、意図的に主人公を謎めかせたのだとは思うが、主人公の内面を理解出来るようなプロットを与えてくれないと、主人公の行動が「罪」かどうかさえ分からない。 | [投票(1)] | |
敬愛なるベートーヴェン(2006/米=独) | 焦点が絞られておらず、何が言いたいのかが全く伝わってこない。ベートーヴェンが抱える苦悩が全く胸を打たず、ただの傲慢なおじさんにしか見えない。「第九」の演奏シーンだけ突出した出来であるが、このシーンのお蔭で他の印象が残らない結果に。 | [投票(1)] | |
恋する神父(2004/韓国) | すべてはクォン・サンウのために!まるでクォン・サンウのプロモーション・ムービーだ。 [review] | [投票(1)] | |
エリザベスタウン(2005/米) | キャメロン・クロウの音楽センスの良さは相変わらずピカイチだが、オーランド・ブルームの下手さに余りにも興ざめしてしまった。また、脚本の構成もイマイチで演出テンポも悪い。観客の存在を無視して、だらだら進むクロウの自己満足映画。大好きなサランドンさえ、完全に浮いていた… | [投票] | |
ヨコハマメリー(2005/日) | 本作を鑑賞中、家族や友人、そして今まで歓びを共有したが、もう二度と会うことのない人々の顔が浮かんで来た。メリーさんを通して出会いや思いやりの大切さが身に染みた。そして、卓越した構成力をもって、メリーさんを教えてくれた中村高寛監督に心から「ありがとう」を言いたい。 | [投票(3)] | |
ママが泣いた日(2005/米=独=英) | 監督・脚本のバインダーはテリー役にジョーン・アレンを想定して脚本を書いたそうだ。ここまでアレンの魅力を引き出せるバインダーはかなりのアレン好きとみた。アレンのアカデミー賞候補落ちが悔やまれる。 | [投票] | |
イカとクジラ(2005/米) | ボームバック監督の自伝的作品。作風自体は笑いの要素を出来るだけ省いているが、コメディである。テンポは非常に軽快。脚本は絶妙に構成され、映画は観客の心を鷲づかみにしてあっという間にエンドロールまで進んで行く。 | [投票(1)] | |
イン・グッド・カンパニー(2004/米) | 劇場未公開がもったいない!話の筋自体は特にひねりもないが、製作者サイドのまじめで素直な作品に対する想いが伝わって来る。 | [投票] |