[コメント] 何か面白いことないか(1963/日) - 点数順 (1/1) -
テンポがよく、鼻面を引きずり回される邦画というだけで珍しいが、裕次郎の行動主義を単にカッコいいと描くのでなく、浅丘ルリ子を対置して冷笑させるものだから、まったく展開が読めない。 (G31) | [投票] | |
初めにロゴスありきの世情に背を向け、常に自分の行動でまわりに示してきたはずの裕次郎が、最後にはロゴスに絡め取られてしまったようでどうも前作よりは格好よくない。パートカラーを交えつつルリ子の美貌を最大限写し取った蔵原惟繕は期待を裏切らなかったが。『夜明けのうた』でルリ子が完全に男優のお添え物から脱皮する前段階。 (水那岐) | [投票] | |
この時代ならではの倦怠と狂騒、みたいなノリで描ききるのかと思いきゃ、深刻ぶったジャーナリズム批判が顔を出してウンザリ。ラストにも無理がある。 (リーダー) | [投票] |