[コメント] 散弾銃の男(1961/日) - 点数順 (1/1) -
決して正統派二枚目というわけでもない二谷だが、意外にも悪くない。だが真の主人公はやはり芦川いづみ様であろう。[中野武蔵野ホール] (Yasu) | [投票] | |
小さなアバンタイトル。山の中の鉄橋を材木を積んだ貨物列車が左から右へ進むロングショット。次に客車の中。左に田中明夫、その奥に芦川いづみ、右側の長椅子には、散弾銃を持った二谷英明が仰向けになって寝ている。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
むしろ二谷より小林旭主演が似合いそうな股旅ガンマン西部劇だが、鈴木清順演出のアクはこの時点でべっとり画面に張り付いている。二谷と南田が、会話で情を交わし合う中央をすり抜けて画面奥のアコーディオン親父の演奏に行き着くなど、カメラ芸の楽しさは十分味わえる。ガンファイトを終始アップを廃して撮るのもそれらしい。 (水那岐) | [投票] |