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アルキッドさんのコメント: 点数順

★5回路(2001/日)個人的には2001年のベスト3に入ります。静かで不自然な画面。登場人物の持つ心の闇と世界への絶望。そして底に流れる人間への信頼感。怖い怖い怖さを通じ、監督からの、人生へのエールを受け取ったと思っています。おかしな謳い文句に騙される無かれ。[投票]
★4喜劇王(1999/香港)結局お前は役者としてどうなのよ。弁当配りの親父の言うとおりだろ。でも彼の取った道は、成功とは言えないが幸せではあると思う。チャウ流の男のロマンチシズムなのだなとしみじみ。自分的には笑いとか爽やかさよりも切なさが強く残ってしまって困ったちゃん。でも好きよ。[投票(2)]
★4ウェイクアップ!ネッド(1998/英)げっ、全然ハートフルな話じゃねぇ!「じじい映画に悪人無し」と言う偏見を見事にぶち壊されました。テーマは「衣食足りて礼節を知る」か、はたまた「愛より金」か?[投票(2)]
★4顔(1999/日)魂の解放か、それとも性の目覚めか。その先に破滅しかないとしても、人に出会うことで開かれていく目。『傷だらけの天使』を観た時も思ったけど、阪本監督は日本におけるロードムービーの第一人者と言ってもいいと思う。[投票(2)]
★4殺し屋1(2001/日=香港=韓国)鑑賞後の消化不良と胃もたれ。だけど観てる時のドキワク感は比類なし。笑い戸惑い痛がり観入れ。一発勝負で観るべし! [review][投票(2)]
★4サイダーハウス・ルール(1999/米)ラーチ院長と看護婦のダンスがとてもキュートでした。素敵な老人が出てくる映画を観るたびに、あんなじじいになりたいと思う。『日の名残り』とか。[投票(2)]
★4クロスファイア(2000/日)あえて原作通りにせず、映画的に見せる方向に修正している脚本は賛否両論。しかし当時最高レベルのCG技術と併せて、パイロキネシスを表現したかった監督の「熱い」思いが伝わってくるようです。ちょっと暗めの娯楽映画として佳作。[投票(2)]
★4ダークシティ(1998/米)じんわりのんびり世界に浸る映画。追われながら出口を探す。先が無い事を予感させつつ新しい一歩を踏み出す無表情な主人公と、静かに翻弄される美しいヒロインに4点。[投票(2)]
★4ガラスの脳(1999/日)全然期待してなかった分案外良かった。原作が元々消化不良気味なので、お話はさておいて幻想的ながら野暮ったい青春映画として撮った点はグー。中田秀夫監督はこの手の翻案が上手いですよね。今は無き主演の二人のために4点。[投票(1)]
★4がんばっていきまっしょい(1998/日)この映画の美点は他の人のコメントで語り尽くされているので割愛。言いたい事は一つ。「田中麗奈のまっすぐな瞳と脚に感動!」[投票(1)]
★4ショコラ(2000/米)これってファンタジー?いや、ウエスタン映画です。[投票(1)]
★4天国から来た男たち(2001/日)滝田洋二郎の映画かと思いました。臭みの強い題材には今さら感が漂うけど、三池キャストが生きるキャラクター描写が闊達で、ラスト際のスピード感溢れる演出を支えています。ヒロインがもう少し良ければなぁ。 [投票(1)]
★4オーロラの彼方へ(2000/米)凡百の感動モノかと思ったら、いい意味で期待を裏切られた。SFであり、刑事モノであり、家族愛であり、何よりもエンターテイメント。必ずしもタイムスリップが万能でない事が面白い。細かい事にはツッコミ無し![投票(1)]
★4日の名残り(1993/英=米)面白うて、やがて哀しき恋の終わり。[投票(1)]
★4バッファロー’66(1998/米)露悪的で偽善的なストーリーに感動できるほどアマ男君ではない。けどあまりの主人公のヘタレっぷりに観ていてめちゃめちゃ居たたまれなくなるのがむしろ快感。 [投票(1)]
★4メトロポリス(2001/日)「ディズニーでも、ジブリでもない。」正にその通り!静かに咲いた美しい花のような映画。大事に作った感じがするので、大事に観てあげたい。[投票(1)]
★4フリーズ・ミー(2000/日)不条理と悪意に対抗するには、狂気しか残されていなかった。身体は魅力的だが、肌がボロボロの井上晴美が二重に痛々しい。[投票(1)]
★4I am Sam アイ・アム・サム(2001/米)「○○ガンバレ」 [review][投票]
★4ザ・リング(2002/米)ジャパンホラーは「湿度」の怖さ、と言われてますが。さすがアメリカ人、全部口で説明しちゃってバッチリ除湿完了。でもその分ダイレクトな怖さは出てました。原点がいかにホラーとして良質かを図らずも証明。[投票]
★4ロック・スター(2001/米)ヘビメタファンの、バンドってイメージをガッチリ作り上げつつ実情はこんなもんだよね、と言う自虐的な半笑いが聞こえてきそう。主人公のラストの身の振り方も、ヘビメタが廃れていった事への自虐心のようにも取れる。でもきっとそれも愛。ロックは青春というメッセージ。[投票]