[コメント] アニエスの浜辺(2008/仏) - 投票数順 (1/1) -
老芸術家の自伝にありがちな手前勝手な自己陶酔や感傷はない。しかし、自慢話だらけではある。ただ、自慢は人生のベテランとしての自信として昇華され、自由闊達なイメージのコラージュと奔放なユーモアとして散りばめられる。なんとも幸せなアート婆さんだ。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] | |
浜辺のアニエス・ヴァルダ。小さくて丸っこいオバさんだ。砂浜に、沢山の鏡が持ち込まれる。このクレジットバックのメタな感覚もなんてカッコいいんだろう! [review] (ゑぎ) | [投票] | |
前半は虚(?)実交えての自分語りがトリッキーな闊達さと饒舌と詩情を混じえての展開で素晴らしい。『道化師』や『ローマ』のフェリーニの似非ドキュメントに似た興趣。だが、後半の映画を撮りだしてからの話は俄に自慢話に終始し出す。惜しい。 (けにろん) | [投票] | |
凄いね。なんとも。映画に生きた婆さんの、心象風景への執着、人生への執着、映画への執着、夫や友人への執着、、、。とてもホウキでは掃ききれない。 (ロープブレーク) | [投票] |