[コメント] 罠(1949/米) - 投票数順 (1/1) -
市井に溜まった欲と鬱憤が一気に吐き出される場末のエンタメ会場。その餌食となるプライドと負け癖感が充満したボクサーの控室。状況に見切りをつけた女が未練という磁場に揺れ彷徨う夜の街。勝敗の代償は、そんな鬱屈を晴らしたのだろうか。充実の小品、73分。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
ロバート・ワイズの最良作と云ってもいい良く出来た映画だ。まずは高低の感覚がいい。例えば、ロバート・ライアンがいる控え室が半地下にあり、彼がその窓から、通りを挟んだホテルの上階を仰ぎ見るカットなんて、視線の動きのある、焦燥感がよく表現されたカットだ。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
選手と観客の間にはとてつもない距離がある。 [review] (24) | [投票] | |
ちょっとチャップリンの『街の灯』を思い出した。おっさんがおかしなフットワークでボクシングやってるんですもん。 [review] (tenri) | [投票] | |
ボクシングを観戦しながら、持参したラジオで野球中継を聴いているオッさんとか、観客たちもそれぞれ味があって面白いんですよね。 (黒魔羅) | [投票] |