[コメント] バロン(1988/英=独)
映画なんてしょせん、手のこんだ「ほらふき男爵」だっぺ。
楽しすぎて涙が出る。今から見ると、CGなんぞ使わなくてもここまで出来る!という見本。バロン以上にファンタジーを信じる小さな女の子サリー(サラ・ポーリー)の存在が良かった。荒唐無稽をここまで大真面目にやってくれれば手をたたいて喜ぶしかない。ラスト、ジョン・ネビル(バロン)が凛とした声で“Open the gate!”と叫ぶシーンは、背筋にビリビリ来た。見どころは他の皆さんのコメントにあるとおりですが、“ビーナスの誕生”のビーナスを演じるユマ・サーマンの美しさについては、何度言及しても言い足りるということはあるまい。
90/100(01/01/22記)
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