[コメント] 1941(1979/米)
今は予め暴走が危惧されるスピルバーグだが、公開当時の大人たちの落胆ぶりは、それはそれは凄かった。しかし「ハリウッドだぁ!」の叫びで始まるこの暴走は、まだガキだった僕達にはまさにハリウッドとの第4種接近遭遇(そんなのあるのか!)であった。
「この映画に字幕は邪魔だと思うよ。世界中の誰もが絵だけで100%楽しめる映画を作ったつもりだから」
公開当時のスピルバーグの言葉だ。
100%と言われると甚だ疑問だが、このハチャメチャな、しかし何とも捨てがたい魅力を持ったこの作品から、
少なくとも数%のスピルバーグ信者が生まれていったのは確かだろう。
今でも大好きな作品だ。
***
<蛇足>
当時はもうすでに大スターで少し怖い印象があった三船敏郎だが、
この作品を機に彼のファンになった。
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