コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 恋人のいる時間(1964/仏)

最初と最後の重ねられた掌が触れ合い離れる様。フレームによって分断された身体。それらを這う掌。エスカレーターの手すりなど各所で映し出される掌。医者のシーンで本を開くと身体の図解が出てくる。雑誌のモデルたち。映画において愛とは直接触れ合うことなのだろうか。それはともかく、クタールの充実したモノクロ撮影による街頭ロケの開放感が素晴らしく、カフェでの会話盗み聞きとスパイごっこが楽しかった。
(★3 赤い戦車)

投票

このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。