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[コメント] 二代目はクリスチャン(1985/日)

スイッチが入るのがやたら遅いが、その瞬間の爆発力は一瞬の時代の輝きとリンクした。
ペペロンチーノ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







以前観た時は何せ二十年近く昔。やたら燃えた印象があって、井筒和幸の最高傑作、志穂美悦子の最高傑作と信じて疑わなかった。なのに3点しか付けていなかった。 改めて見直して思った。燃えるスイッチが入るまで遅いなあ。何だ前半の高橋留美子みたいなコメディーは。全部いらんじゃないか。 でも4点にアップ。井筒和幸の最高傑作、志穂美悦子の最高傑作であることは間違いない。というか、唯一の。

今だからこそ言える。 この映画にあるのは、80年代という時代の輝き、一世を風靡した角川映画の輝き、そして不世出のアクション女優・志穂美悦子の輝き。それら一瞬の輝きを封じ込めた、井筒和幸一瞬の輝かしい時期の作品だったのだ。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)TOMIMORI[*] Myurakz[*]

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