[コメント] キートンのセブンチャンス(1925/米)
私が見たキートンの韋駄天走りシーンで最も驚かされたのは『西部成金』での悪魔に扮したキートンと警官達との不条理な横移動の疾走感、その映画的センスなのだが。
しかしスケールの大きさでは『セブン・チャンス』の花嫁達と岩石のシーンが頭抜けている。当日の19時までに結婚しないと遺産が手に入らない男の話。この設定だけで、もう面白いに決まっているのだが、キートンが繰り出す意味不明なスペクタクルには想像を絶する。こゝでもキートンは「ナンセンス」を軽く超越している。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。