[コメント] 華氏451(1966/英=仏)
雪の中の詩情溢れるラストシーンとか、おばさんの炎の中での表情とかももちろん感動的なんだけど、個人的に一番印象に残ってるのは
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
主人公が初めて禁を犯して、ディケンズの本の表紙を緊張の面持ちで開いて、冒頭の部分を指でなぞりながら(心の中で?)音読していくシーン。
表紙を見て期待を膨らませながら本を開く時の緊張感と、本の中に入って行く時の儀式みたいに冒頭を指でなぞっていく仕草。何百冊の本との出会いを通過して、未だに自分は同じことを繰り返してるような気が。
もうこれはSFとかブラッドベリとかいうのは実は口実で、書物へのごくごくプライベートな愛情を告げたいがためのフィルムなんでは、なんて思ってしまう。映画の出来やテーマ云々なんてことよりも、トリュフォーの抑えきれない本への想いにヤラレた感じです。。。
(2003/8/4)
(評価:)
投票
| このコメントを気に入った人達 (3 人) | [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。