[コメント] ロリータ(1962/英)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ロリコンの語源ともなったウラジミール・ナボコフの原作の映画化作品。ナボコフ自身が脚本を書いてるため(この年、ナボコフは脚本賞でオスカーを得ている)、原作に忠実な作品となったのだが、何か乗り切れなさを感じてしまった。
結局それはロリータを演じたスー・リオンのせいなのかも知れない。“魔性の魅力を秘めた少女”を演じるには荷が勝ちすぎたか。ジェームズ・メイソン、ピーター・セラーズと言った脇を固める人物の演技が見事だっただけに、そこが惜しい。
エンディングにつながるオープニングとか、映像的にも大変良いのだが…惜しい作品だ。
<追補> ナボコフはノミネートに留まり、オスカーは得ていませんでした。 ろびんますく様、ご指摘ありがとうございました。
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