巧く言えなくて、保留していたのですが、書いてみます（＾＾）。

大友克洋は、とても高い「技術とセンス」の力を持ち、傑作をものしてきました。

でも私はそれだけでは嫌なんです。私が好きなのは、「基礎力」。

「基礎力」は、「持続力」を生むと思います。

「基礎力」と言うのは、おそらく（いや、間違いなく）、大友氏が、「ダサイ」とか、「ありがち」とか、「かっこわるい」とか、「ありきたり」だとか思う事だと思います。その「センス」で、大友氏は、傑作をものしてきました。

でも、「持続力」は？

その「基礎の力」を感じられなかったので、私はこの作品が嫌いだったのでしょう。

「基礎」をうとみ、軽んじつつ、アートではなく、「エンターティメント」をものしようという行為は、傲慢だと思います。