[コメント] キートンのカレッジ・ライフ(1927/米)
ハードアクト以上に脚本のズバ抜けたコメディセンスが生かされた傑作。本当に彼の20年代長編は好脚本ずくしだ。スポーツは身体能力だけじゃなく頭脳も重要さ!のメッセージに加え、ラストの「愛は馬鹿力を生む」には脱帽だ!凄い!
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
この作品はキートン長編において佳作かな…と思いきや、実は物凄い傑作だった。考えてみればキートンの学園モノは本当に珍しい。人物設定にしても「頭脳明晰」「家は貧乏」は珍しい。他の長編とは一味違った印象を受け取れる。
キートンが陸上競技及び野球の難しさを実体験し、その挙句にボートのコックス(舵取り)に挑む。コックスは身体能力よりも一種の決断力が必要となることから、やはりスポーツというものは、必ずしも筋肉ムキムキが重要視されるわけじゃないんだなーと思わされた(笑)。
また、ラストの展開には爆笑必至。彼女の部屋で円盤投げや槍投げをやってみせる!色男を追い返すキートン凄すぎるぞ!!最早、この展開に脚本を評価せざるを得なくなってしまったのだ…。
お墓でEND!ってのはいかにもキートンらしいけどね(笑
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。