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[コメント] グレート・スタントマン(1978/米)

トランザムが着地したときの角度が、子供心にどうしても気になった点はさておいて
てれぐのしす

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







橋の手前で思わず躊躇して車を止めるスキーには、登場したときの若く鼻持ちならない傲慢さはない。軽く見ていたスタントの世界に初めて恐怖を覚えたのだ。川越え100メートル。若き才能に初めて大きな口をあけた「恐怖」という穴。その先にフーパーがいる。スキーに手渡すバトンを持って。かつて自分がそうだったように、世代交代のときが来たことを、スキーよりも痛感しているフーパーは助手席でスキーを陽気に煽る。

「どうした?ビビったのか?さあ行こうぜ!!」

「ひゃっほー!!!」

ハリウッドが本当の意味の「力技」で映画を作っていた時代の裏方で展開していた、陽気な徒弟制度の物語。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)ナム太郎[*] 荒馬大介[*]

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