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[コメント] デイズ・オブ・サンダー(1990/米)

良くも悪くもトム・クルーズの映画だった。
mimiうさぎ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







何がいけないんだろう。彼は挫折をしているんだけどな。コール・トリクル(トム・クルーズ)は、最初から挫折していた。機械音痴の上、言う事を聞かない向こう見ずな性格。素質はあるものの惨敗の連続。

ようやく優勝できたものの、事故に遭い、後遺症でレース恐怖症。

それに比べれば新人ラス君の方がよっぽどすごい…はずなのに、なんで「挫折」したように感じないんだ!!!!!

嫌予感がしたんだよなぁ〜。レース場にバイクで乗り付けた時に。空から陸へ場所を変えただけでまったくもって『トップ・ガン』。ヒロインが賢くって、背が高くて、気が強いところまでそっくり!

挫折していても、「どうせ最後は勝つんでしょ」と思ってしまうのは、トム・クルーズのオーラのせいか?あの悩んでなさそうな白い歯ビームの笑顔のせいか?!

トムは、最高にエンターテナーでファンをこよなく愛し、ワーカーホリック気味なくらい映画が大好き!彼は叩かれても叩かれても、笑顔を絶やさない!この映画でオージーアクトレスだったニコール・キッドマンを呼び寄せ、共演の末結婚したというお話は有名だけど、この映画にトムニコールへの優しさが込められているのは、ご存知?

トムが女医のニコールに部屋中の花を贈った後、電話でデートに誘うシーン。電話を切る直前「ところで、身長は?」と聞いている。これに大爆笑するニコールなのだけど、実は、自分より背の高いニコールが気を使っているのを感じたトムのアドリブ。おかげでヒロインとしてハリウッド・デビューという大きな舞台で緊張していたニコールの緊張が一気に解けたらしい。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)シーチキン[*] 死ぬまでシネマ[*]

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