[コメント] 女王フアナ(2001/スペイン=伊=ポルトガル) - 更新順 (1/1) -
「ラ・レイナ」でもなく「ラ・ロカ」でもない中途半端なフアナ像だ (オメガ) | [投票] | |
女にあれほど狂おしく愛されるというのも、苦痛が伴うものなんですな。トリュフォーの「アデルの恋の物語」を思い出したね。ただ、国王としての片鱗も感じなく捉え方が変で、廃人になってしまうアデルの方が作品的にも数段上。 [review] (セント) | [投票(1)] | |
王位をめぐる権謀術策の数々を期待したが、政略結婚という現実から逃れるように、嫁いだ男を狂信的に愛した女を描いている。期待外れの感はあるが、今もスペインに残る当時の城郭を使ったロケは重厚な雰囲気で、中世ヨーロッパの気分に浸ることができる。 (シーチキン) | [投票(1)] | |
フアナの燃え上がる狂恋のみがクローズアップされた結果、彼女の為政者としての能力が見えず、民衆には支持される反面、家臣には女王失格者と呼ばれる側面が理解できない。映画の性格がメロドラマであるにせよ、その辺はきちんと描き切って欲しかった。デ・アジャラは好演。 (水那岐) | [投票(2)] |