[コメント] マルサの女2(1988/日)
時の話題をタイムリーに描写している点は評価して良い。しかし、「1」に比べると映画的な部分に欠ける。テレビでもこの程度なら十分表現出来ると思う。
1作目のラストで夕暮れにハンカチが飛んでゆくシーンとか、『お葬式』のブランコのシーンだとか伊丹作品の特徴とは出演者というか人物の内面から漂うものが、本当に映画的に伝達できることだと思うんだけどなあ。
伊丹さんて監督として成功してから、やたらテレビに出て「このシーンがどうのこうの」みたいに自分で解説を始めちゃったりして、そこらからあまり信用できなくなったというか・・・
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