[コメント] 父と暮せば(2004/日)
静かではあるが力強く心に訴えるメッセージは、永遠に語り継ぐべきもの。が、「映画」としてはどうか。
味わい深い広島弁により語られる「あの朝」。「ピカ」に対する、やり場のない怒りと逃れられない深い悲しみ。
残した者の幸せを願わずにはいられない親心。残された者の謂れのない罪悪感。熱演で魅せる細やかな心理劇は見応えがある。
が、ほぼ台詞のみで全てが展開されていくのは「映画」としてはどうなのか?少々「語り過ぎ」に思えた。
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