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[コメント] エノケンのちゃっきり金太(総集編)(1937/日)
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★3追いかけシーンの韋駄天走りが一番の見所か。興味深かったのは室内の撮影で、枕を回しながら唄い継いでいく酒席の場面等は望遠撮影に思えた。さらに望遠レンズと標準レンズの2台のカメラによるマルチ撮影のようにも見える。(多分事実は異なるのだろうが。)しかし、この空間を圧縮したかのようなルックは間違いなく黒澤明に繋がっている。 (ゑぎ)[投票(2)]
★3覗きからくりで動乱の幕末へとタイムスリップし、文明開化後のモダンな東京へと回帰する大胆な構成に、当時の大衆娯楽の最先端として君臨したであろう活動写真の心意気を感じる。失われた部分を想像すると、かなりの冒険大作だったのではないかと想像できる。 (ぽんしゅう)[投票]
★4お風呂のシーンで見せる、エノケンのリズム感のよさときたら! ああ、ある日どこかで失われたフィルムが発見されて、それで完全版が公開されたりなんかりして。みたいなことになればよいのに。 [review] (tredair)[投票(1)]
★3本来の半分ほどに切り刻まれた作品であり、道理でギャグが少なく、コメディとしては物足りない。だが、ミュージカルシーンではエノケンの本来の芸が存分に生かされているように思えた。 [review] (水那岐)[投票(1)]