薫（伊東美咲）は、大人しく従順な妻に見え、実は”母親”と言うより”女”だった。なんと言う”母親”という自覚のなさ！旦那 邦一（佐藤浩一）の弟（仲村トオル）と関係を持ち、何食わぬ顔で弟との子を、旦那との子として育てようとしし、しまいには子が居ながら自殺。どこまであざとい女なのだろう。。

旦那 邦一（佐藤浩一）は、ご都合主義の亭主関白。

邦一や広次の母親は、自分の道（生き方）に添い、従順な息子が可愛くて仕方ない盲目な母親。

広次（仲村トオル）は、何故、薫にそこまで惚れたのかと言う描写がないに等しい位薄いののや、

薫の弟役だけでなく、薫の母親（三田佳子）も、ちょっと浮ついた感があって、何だか”？”ってトコ等が気に掛かり、

気持ちが入っていかなかった。

邦一（佐藤浩一）と邦一の母親には、嫌悪感否めないが、唯一分かり得る人物描写だった。

つまり、大人しくしっかり者に見えた薫だったが、母親と言う立場よりも、女としての自分を優先させた物語か。。が率直な感想です。

邦一の浮気を薫が気付いていたのかいなかったのかは定かではないけど、そう言うのや、ちゃんと夫婦向き合ってなかった、向き合おうと行動を起こさなかった薫の態度が気に食わない。

邦一や邦一の母親は欠点が目に付く人間だったが、薫が一番許せない。が、自分があの立場だったら？と考えると･･ちょっと複雑。

噂の濡れ場は、PG-12も必要ないんじゃないか？って感じだと思います。薫（伊東美咲）がこれまたぎこちないよーーー。恥じらいみたいなのは伝わってくるけど。倫理的に〜Ｒ指定が付いたのかなぁ？

04.12.2@ﾁﾈﾁｯﾀ