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[コメント] イブの三つの顔(1957/米)
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★4多重人格障害を取り上げた先駆的作品だが、センセーショナルな題材に引き摺られず、ジョアン・ウッドワードの名演技とナナリー・ジョンソンのケレン味のない演出で、じっくりと味わえるドラマになっている。 [review] (ぐるぐる)[投票]
★3憑依芸術としての映画と多重人格とは思いの外近い。この映画は血で血を洗うような感覚、無限循環を感じさせる不思議な面白さがある。ジョアン・ウッドワードの生身の美しい肉体性と、病人の特殊性がある種の歯ごたえをもちつつ交響して異様な崇高さを醸す。 (ジェリー)[投票]
★4今では当たり前の多重人格の女性の物語。やはり人間の神秘の妙と言うか深層心理に与える影響が人格を決定してしまう過程もたまらなく面白い。 [review] (セント)[投票]
★4怒りの葡萄』『飾窓の女』『燃える平原児』『特攻大作戦』等々の名脚本家ナナリー・ジョンソンの監督作で真っ先に上げなければいけないのは、矢っ張りこの『イブの三つの顔』だろう。なにしろ、三人のイブが三人とも恐ろしい納得性をもって観客に迫ってくる。 [review] (ゑぎ)[投票]